マルメロの食べ方・活用方法は?

かりんと同じようにハチミツ漬けや果実酒に

マルメロは見た目がかりん(花梨)によく似ていて、旬の時期も同じ秋。10月から11月頃になると直売所などで目にすることがあります。

マルメロはかりんと同じく、風邪予防や咳止めなどの効能があるとされ、利用方法もほぼ同じです。生のままだと渋くて食べられないので、ハチミツ漬けやマルメロ酒などにします。

作り方は、マルメロを水洗いしてよく水気をふき取り、スライスしてハチミツやホワイトリカー(+氷砂糖)などに漬け込むだけです。ハチミツ漬けは1か月から3か月、マルメロ酒は6か月から1年ほどでおいしくなります。これをお湯などで割って飲むとマルメロの甘い香りが楽しめます。

なお漬け込むときは皮ごとで、種もそのまま入れます。冷蔵庫または冷暗所で保存し、ときどき瓶を揺すって全体にかりんのエキスを回してください。中の果実は、ハチミツ漬けは1か月か2か月くらい、マルメロ酒は6か月くらいで取り出します。その際、茶こしなどでこすと種などがきれいに取り除けます。

※保存用の瓶は煮沸するなどして消毒しておきましょう。煮沸する場合は水の状態から加熱します。マルメロの果実はかたいので、カットするときは手を切らないよう注意してください

材料の一例
<マルメロのはちみつ漬け>
マルメロ:適量
はちみつ:マルメロが瓶の中で浸るくらい

<マルメロ酒>
マルメロ:500gくらい
氷砂糖:100gくらい
ホワイトリカー:900mlくらい