ベリー類の保存方法

ラズベリーやブラックベリー、クランベリーなどのベリー類はあまり日持ちしないので、鮮度のよいうちにおいしく味わいましょう。すぐに食べ切れない場合、どうすれば長持ちさせることができるのかを見ていきます。

パックのまま冷蔵庫の野菜室

ラズベリーなどのベリー類は、常温で保存すると鮮度の低下が早まるので、冷蔵庫の野菜室に入れておきます。基本的に小さなパックに入った状態で売られていますが、ふた付きであればそのまま冷蔵保存して大丈夫です。

乾燥をより防止したいならパックをさらにポリ袋に入れておくのも1つの方法です。ただし、果実が濡れた状態だとカビの原因になるので、結露などで濡れていないかを確認してから保存してください。なお、ベリー類は熟した状態で収穫しているので、早めに食べ切るようにします。

パックで購入したラズベリーやブラックベリーはそのまま冷蔵保存します

キッチンペーパーで包んでポリ袋に

すぐに食べない場合は、少し面倒ですがキッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れておくと、より乾燥を防止できます。傷んだものがないかをこまめにチェックし、果実のやわらかいものから先に消費していくようにしましょう。

キッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れておくという方法もあります

冷凍またはジャムやソースにして長期保存

長めに保存するならジャムやソースに加工しておくのがおすすめ。砂糖と一緒に煮込むことで保存性が高まり、熱湯消毒した瓶に密閉しておけば長期保存が可能になります。

時間がなくてすぐにジャムやソースを作れないときは、ひとまず冷凍しておき、時間ができたときに加工しましょう。冷凍しておけば1か月くらいは大丈夫です。

冷凍する際は、表面に水分が残っていると粒同士がくっついてしまうので、水洗いしたものはしっかりと水気をふいてから冷凍するようにしてください。

ジャムにしておけば長めに保存ができ、トーストやアイス、ヨーグルトを食べるときに活躍します。冷凍したものを使用してもOKです

●このページでは実際に試した経験も踏まえて、一般的な果物の保存方法をまとめています。しかし鮮度保持やおいしさを保証するものではありません。記事を参考にしたのに日持ちしなかった場合はどうぞご容赦ください。また矛盾はしますが、果物は新鮮なうちになるべく早く食べ切ることをおすすめします。