ザクロはスーパーでよく売られている外国産のものと、秋に直売所などで見かける国内産のものがあります。どちらも基本的な保存方法は同じですが、果実の状態によって日持ちが違ってきます。

ポリ袋に入れて冷暗所か冷蔵保存

すぐに食べるなら、ザクロを丸ごとのままポリ袋に入れて冷暗所で保存します。気温が高いと傷みやすくなるので、適当な場所がなかったり長めに保存したい場合は、冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめ。乾燥を防ぐために、新聞紙などで包んでからポリ袋に入れておくとよいでしょう。

乾燥に注意して冷暗所または冷蔵庫の野菜室で保存します

果実が割れていなければ日持ちする

樹上で熟したザクロは果皮が割れることが多いですが、輸入ザクロは基本的に割れていません。そのため果実の状態がよければ冷蔵保存で数週間ほど持つことがあります。もちろん、国内産のザクロも割れていなければ、しばらく保存できます。

これは鮮度のよい国産ザクロをポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で約1か月間保存したものです

約1か月冷蔵保存したザクロをカットすると、果肉はプルプルの状態で味も問題なくおいしく食べられました

割れたザクロは早めに食べる

直売所などで売られている国内産のザクロは、果皮がぱっくりと割れて中の果肉が見えていることがあります。果皮が割れてしまったものはあまり日持ちしないので、ラップで包むかポリ袋に入れるなどして冷蔵保存し、2～3日で使い切りましょう。

果実が割れてしまっているものは食べ頃なので冷蔵保存しましょう。新聞紙で包んでポリ袋に入れてもOK

果粒だけを取り出して冷凍する

長期保存したい場合は、中の粒を取り出して冷凍する方法もあります。プチプチとした小さな果粒をラップに包むか、密閉容器に入れて冷凍庫へ。2～3か月くらいで消費しましょう。

ザクロの食べ方はこちらで紹介しています。「ザクロの食べ方」のページ

冷凍する場合は粒だけを出してラップで包んで冷凍庫へ