キワノの保存方法
キワノは流通量の少ないマイナーな果物ですが、プルプルとした果肉は口当たりがよく、料理のトッピングなどに活躍してくれます。完熟果と未熟果では保存方法が異なるので確認しておきましょう。
緑色の未熟果は常温で追熟
キワノは追熟する果物です。未熟なうちは果皮が緑色をしていて、熟すと黄色くなり、完熟するとオレンジ色になります。
緑~黄緑色の果実は少し青臭い味がしておいしくないので、常温でしばらく追熟させましょう。乾燥しないようにポリ袋に入れたり新聞紙で包むなどして涼しい場所に置いておきます。果皮が黄色~オレンジ色になったら食べ頃です。
追熟の期間は果実の状態や保存環境にもよりますが、数日~10日ほどが目安。ものによっては2~3週間ほどかかることもあります。ただし、うまくオレンジ色にならないこともあるので、その場合は適当な段階で消費してください。

未熟なキワノは熟すにつれ緑色から黄色、さらにオレンジ色に変わります

追熟させるときは新聞紙で包むかポリ袋に入れるなどして涼しい場所で保存
オレンジ色の完熟果は冷暗所か冷蔵庫
果皮がオレンジ色のキワノは熟しているので、それほど日持ちしません。ポリ袋に入れて冷暗所または冷蔵庫の野菜室で保存し、早めに使い切るようにしましょう。カットしたものが残ってしまったら、ラップでぴったりと包んで冷蔵保存します。

熟したキワノは冷蔵保存して早めに消費しましょう

果皮がこのようなオレンジ色をしていると熟した状態です
新聞紙+ポリ袋がおすすめ
保存する際は新聞紙などで包んでからポリ袋に入れると、より乾燥を防ぐことができます。乾燥した部屋や高温の場所に長時間放置すると傷みやすくなるので注意してください。
キワノの食べ方はこちらで紹介しています。「キワノの食べ方」のページ

新聞紙で包むことで湿度が調節されます