マンゴスチンは果皮が濃紫色で丸い形をした熱帯フルーツです。乳白色の果肉は甘酸っぱくてジューシーな味わい。皮はかためでしっかりしていますが、あまり日持ちはしないので保存する際は注意してください。

ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室

マンゴスチンは南国の果物なので常温でも日持ちしそうに思えますが、じつはそれほど長持ちしません。乾燥や高温により鮮度の低下が早まるため、購入後はポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。新聞紙で包んでおくとより乾燥防止になります。

皮はもともとかためですが、新鮮な果実は少し押すと弾力を感じます。明らかにかたくなったものや、へたが茶色く変色したものは鮮度が落ちているので、このような果実は早く食べるようにします。

乾燥と高温から守るためポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します

湿らせた新聞紙＋ポリ袋で冷蔵保存

すぐに食べられない場合は、水分の蒸発を防ぐため、軽く湿らせた新聞紙で包んでからポリ袋に入れ、冷蔵しておくとよいでしょう。ただしこの場合もそれほど鮮度を保てるわけではないので、早めの消費を心がけます。

軽く湿らせた新聞紙で包んでおくという方法もあります

丸ごと冷凍することも可能

長期保存したいなら冷凍するという方法もあります。冷凍する際には、あらかじめ皮に切れ目を入れておくのがポイント。冷凍すると果皮がかたくなってナイフが入りづらくなりますが、事前に切っておけば果肉を取り出しやすくなるというわけです。

切り方は、果実の真ん中辺りで横にぐるりと切れ目を入れ、ふたをパカッと開ける感じで上下に切り離します。一度外した皮を再度かぶせて元に戻し、ラップでピッタリと包んで冷凍しておきましょう。保存期間の目安は1か月くらいです。

マンゴスチンの食べ方はこちらで紹介しています。「マンゴスチンの食べ方」のページ

皮の中央部に切れ目を入れて一度上下にカットし、ふたを戻してからラップで包んで冷凍しておきます