モモ(桃) なつおとめ

登録日:2021年8月8日

なつおとめ

なつおとめ

これは「なつおとめ」という名前の桃です。農研機構が育成して2002年(平成14年)に品種登録された桃で、親の掛け合わせは「あかつき」×「よしひめ」。東北から九州地方まで幅広い範囲で栽培することが可能で、収穫時期は8月上旬頃となっています。

なつおとめ

果実の形はほぼ球形の扁円で果皮の着色がよく、サイズは230~300gと大きいのが特徴。また甘味があって酸味は弱く、香りがよくて果汁を豊富に含んだ桃です。ちなみになつおとめという名前は、肌の荒れが少なくて乙女のような果実になることが由来だそうです。

なつおとめ

今回購入したものは茨城県産の2玉入りで、サイズはどちらも約150gとかなり小玉でした。でも果皮は赤く色づいていて、甘い香りもあり完熟しているみたいです。

なつおとめ

そっとさわると果実にやわらかさを感じたのでさっそくカット。果肉はきれいなクリーム色でやわらかく、種周りは少し赤みが差しています。

なつおとめ

ひと切れ食べてみると、果肉は多汁でとろけるような舌ざわり。糖度は13度以上と甘く、やさしい酸味が相まって桃らしい上品な風味がたまりません。なつおとめは本来は大玉になる品種ですが、小さくても十分おいしかったです。

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