がん細胞と呼ばれる異常な細胞が発生し、それが増殖することで正常な組織を破壊する病気です。最近は医学の進歩で生存率が高まりましたが、それでもなお、がんが進行すれば死に至ることは少なくありません。
がんは、大腸がんや肺がん、胃がん、乳がん、食道がんなど、がん細胞が発生する箇所によって病名が異なります。しかし、いずれも放っておくとがん細胞がほかの部位に転移し、さまざまな機能を妨げていきます。
がんは、発がん物質などにより、DNAが傷つけられることで起こりますが、生活習慣の影響もあるといわれています。世界保健機関(WHO)や国際がん研究機構(IARC)などによって組織された委員会によると、タバコ、肥満、アルコールは咽頭がんや食道がん、肺がんなど多くのがんのリスクを確実に高めると報告されています。中でもタバコは一番の危険因子なので、喫煙者の方は要注意です。
また、塩分や熱い飲食物、食品のカビや焦げも起因といわれます。ビタミンや食物繊維をしっかり摂り、バランスの良い食事を心がけるようにしましょう。適度な運動もがん予防になります。なお、紫外線はDNAを傷つけるため、日光の浴びすぎには注意が必要です。
イチゴ、柿、赤肉メロン、あんず、マンゴー、スイカ、みかん、ブドウ、リンゴ、バナナ、キウイフルーツ、アボカド、西洋梨、びわ、オレンジ、パパイアなど
赤肉メロンやあんず、マンゴー、スイカ、みかん、柿、には抗酸化作用のあるβカロテンが含まれているので、細胞の老化防止に期待できます。またブドウやイチゴのポリフェノールに含まれるアントシアンにも活性酸素の抑制効果があります。リンゴや桃に含まれているポリフェノールの一種カテキンも同様にがん予防に効果があります。
またバナナの白い筋には抗酸化作用があり、がん予防に効くとされています。
なお、以下のサイト(※1)によると、果物全体で「口腔・咽頭・喉頭」「食道」「肺」「胃」「大腸」のがんに対して「おそらく確実にリスクを低下」。また、葉酸を含む食物では「膵臓」、リコピンを含む食物では「前立腺」のがんに対して「おそらく確実にリスクを低下」となっています。一方、βカロテンに関しては、「肺」のがんに対して「確実にリスクを上昇(肺がんに対するサプリメントを用いた研究からの知見)」となっています。
※1:Tsubono Report最新医学論文の解説:http://www.metamedica.com/(「食生活と疾病予防に関する国際機関の報告書」の判定から) ※上記リンクは2008年5月現在切れています。
※ご注意・・・ここで紹介している例はすべての人に当てはまるわけではありません。あくまでも参考程度にお考えください。また、すでに病気を患っていらっしゃる方は、まず医師にご相談ください。