柑橘類 Citrus

カンキツ類の情報
基礎データ
  • 分類:ミカン科ミカン属
  • 原産地:−
  • シーズン:冬〜初夏
  • 主な産地:西日本

このページではいよかんやデコポン、清見、ブンタンなどの柑橘類をまとめて紹介します。柑橘をグループ別に分けると、みかんとオレンジを掛け合わせて誕生したものは「タンゴール」、みかん×ブンタン、みかん×グレープフルーツなどは「タンゼロ(タンジェロ)」という分類に属します。そのため、いよかんや清見、デコポンなどはタンゴールで、セミノールやミネオラがタンゼロになります。また水晶ブンタンや晩白柚は「ブンタン類」、ハッサクや甘夏などは「雑柑類」に、そしてオレンジやネーブルは「オレンジ類」、ポンカンや温州みかんは「ミカン類」、グレープフルーツやオロブランコ(※1)は「グレープフルーツ類」、ゆずやスダチ、ライムなどは「香酸柑橘類」に属します(下表参照)。

なお、温州みかんは「ミカン」のページに、オレンジとネーブルは「オレンジ」のページにまとめているのでそちらを参照してください。またグレープフルーツは「グレープフルーツ」のページに、レモンは「レモン」のページに、香酸柑橘類は「香酸柑橘」のページにまとめています。

※1:当サイトではグレープフルーツとして分類しています

柑橘分類表

目次 Index

▼カンキツについて調べる

▼カンキツの種類を知る

▼カンキツの統計データを見る

柑橘の歴史

現在、私たちが食べている柑橘類には「ポンカン」や「清見」から生まれたものがたくさんあります。ポンカンはもともとインド原産で、明治時代に日本に導入されました。一方の清見は「宮川早生(温州ミカン)」と「トロビタオレンジ」の交雑で1949年(昭和24年)から育成された品種です。そして1972年(昭和47年)に「清見」と「ポンカン(中野3号)」から「デコポン(不知火)」が誕生。1999年(平成11年)には「清見」×「ポンカン(F2432)」で「はるみ」が生まれています。さらに清見の孫として2001年(平成13年)に「せとか」も品種登録されています。ちなみに「いよかん」は明治時代に山口県で発見されたものです。

一方「ブンタン」はインドから中国にかけたアジア南部の地域で誕生し、江戸時代に日本に伝わりました。ブンタンは「ザボン」ともいわれますが、ブンタンは中国語が由来で、ザボンという呼び名はポルトガル語の「zamboa」が由来といわれます。その後、昭和初期にマレー半島原産の「晩白柚(ばんぺいゆ)」が台湾経由で導入され、さらにブンタンの雑種として「はっさく」や「夏みかん」が国内で誕生。夏みかんからはさらに甘みの強い「甘夏」も生まれました。なお「日向夏」は江戸時代に宮崎で発見されていますが、どのように誕生したかは分かっていません。

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おいしい柑橘の見分け方

果皮に張りとツヤがあり、持ったときに重みを感じるもの。またヘタの部分が枯れていないものを選びましょう。

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柑橘の保存方法

涼しい冷暗所で保存します。暖房の効いた部屋での保存は避けましょう。冷蔵庫に入れる場合は乾燥を防ぐためにビニール袋などで包み、野菜室に入れます。

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柑橘の栄養と効能

主な栄養成分(可食部100g中)

いよかん:カリウム(190mg)、βクリプトキサンチン(270mcg)、ビタミンC(35mg)

タンゴール:カリウム(180mg)、βクリプトキサンチン(880mcg)、ビタミンC(53mg)

タンゼロ:カリウム(180mg)、βカロテン(410mcg)、βクリプトキサンチン(1300mcg)、ビタミンC(41mg)

夏みかん:カリウム(190mg)、ビタミンC(38mg)

はっさく:カリウム(180mg)、ビタミンC(40mg)

日向夏:カリウム(110mg)、ビタミンC(21mg)

ブンタン:カリウム(180mg)、ビタミンC(45mg)

ぽんかん:カリウム(160mg)、βクリプトキサンチン(1100mcg)、ビタミンC(40mg)

主な効能

高血圧予防風邪予防、美容効果、がん予防、老化防止

ここで紹介している柑橘類の主な栄養素としては、カリウムやビタミンCなどが挙げられます。カリウムはナトリウムの排泄を促進し、高血圧予防やむくみ解消に期待できるでしょう。ビタミンCは風邪や感染症予防のほか、がん予防や老化防止、抗ストレス作用もあるといわれています。

また、いくつかの柑橘類には「βクリプトキサンチン」が多く含まれています。βクリプトキサンチンは、発がん抑制作用に期待されているカロテノイドの1つ。温州みかんほどではありませんが、タンゼロとタンゴール、ポンカンに多く含まれています。

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カンキツの種類

ポンカン

ポンカン

インドが原産の柑橘で、日本には明治時代に伝わりました。果実が腰高の「高しょう系」のものと、形が扁平な「低しょう系」に分けられます。高しょう系には「吉田ポンカン」や「今津ポンカン」などがあり、重さは150〜180gくらいになります。また低しょう系では「太田ポンカン」や「森田ポンカン」などがあり、重さは100〜150g程度です。果汁はやや少なめですが香りが良く甘みもたっぷり。皮がむきやすく袋ごと食べられるのも魅力です。12月〜2月頃に出回ります。平成17年度の収穫量は約29,261トンで、主産地は愛媛県(約8,434トン)、鹿児島県(約6,215トン)、熊本県(約2,994 トン)。◆ひとり言

ポンカンポンカン
ポンカン(カット)ポンカン(カット)
ポンカンポンカン
ポンカン(カット)ポンカン(カット)
ポンカン(収穫前)ポンカン(収穫前)

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いよかん(伊予柑)

いよかん(伊予柑)

正確な起源は不明ですが、ミカン類とオレンジ類の交雑種といわれており、明治時代に山口県萩市で発見されました。その後、愛媛県で本格的に栽培がスタートし、地名の「伊予」という名前が付けられました。現在は愛媛を中心に山口や和歌山などで栽培されています。果皮はやや厚めですがむきやすく、果肉もジューシーで甘酸のバランスも良好。旬は1月〜3月頃となっています。なお現在生産されているいよかんの9割以上が「宮内いよかん」という品種で、このいよかんを3月までじっくり熟成させた高品質のものは「弥生紅(やよいべに)」として売られています。平成17年度の収穫量は下記統計データ参照。

いよかんいよかん
いよかん(カット)いよかん(カット)

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清見(きよみ)

清見(きよみ)

温州みかんの「宮川早生」と「トロビタオレンジ」を掛け合わせたもので1979年(昭和54年)に登録されました。果重は200〜250gくらいで、果肉はやわらかくて果汁も多く、みかんの甘みとオレンジの香りが楽しめます。果皮は温州みかんに比べるとやや厚めですが、じょうのうは薄く果肉は袋ごと食べられます。店頭に並ぶのは2月〜4月頃。ちなみに清見の枝変わり品種として「サマー清見(別名かがやき)」もあり、こちらは清見より少し糖度が高く、やや黄色みがかった色をしています。平成17年度の収穫量は約20,778トンで、主産地は愛媛県(約7,469トン)、和歌山県(約5,387トン)、佐賀県(約2,830トン)。◆ひとり言

きよみきよみ
きよみ(カット)きよみ(カット)
きよみ(収穫前)きよみ(収穫前)

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不知火(デコポン)

不知火(デコポン)

「清見」×「ポンカン(中野3号)」の交雑種で、頭の部分が出っ張っているのが特徴です。サイズは230g前後で見た目はずんぐりしていますが、甘みが強く袋ごと食べられる手軽さが人気。ちなみに「デコポン」は「熊本果実連」の登録商標で、正式な品種名は「不知火(しらぬい)」です。不知火のうち糖度13 度以上、クエン酸1%以下のものが「デコポン」として流通し、12〜4月頃に店頭に並びます。平成17年度の収穫量は約38,058トンで、主産地は熊本県(約15,354トン)、愛媛県(約7,479トン)、佐賀県(約3,800トン)。◆ひとり言

デコポンデコポン
デコポン(カット)デコポン(カット)
デコポンデコポン
デコポン(カット)デコポン(カット)
デコポン(重さ:参考)デコポン(重さ:参考)
不知火(収穫前)不知火(収穫前)

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せとか

せとか

「清見×アンコール」と「マーコット」を交配して2001年(平成13年)に登録された新しい品種です。果重は200〜270gくらいで、2月頃に収穫されます。果肉はやわらかく多汁で濃厚な甘みがあり、温州みかんのように袋ごと食べられるため人気が高まっています。同じ親を持つ姉妹品種に「麗紅」があります。2月〜3月頃が旬。平成17年度の収穫量は約689トンで、主産地は愛媛県(約480トン)、佐賀県(約85トン)、長崎県(約50トン)。◆ひとり言

せとかせとか
せとか(カット)せとか(カット)
せとかせとか
せとか(カット)せとか(カット)
せとか(重さ:参考)せとか(重さ:参考)

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はるみ

はるみ

「清見」と「ポンカン(F2432)」を掛け合わせて誕生した品種で、1999年(平成11年)に登録されました。サイズは200g程度で、果肉はやわらかく、糖度は平均13度と食味は良好。皮がむきやすく、じょうのうが薄いので袋ごと食べられるのも魅力。1月頃から収穫されます。平成17年度の収穫量は約2,403トンで、主産地は愛媛県(約970トン)、広島県(約543トン)、和歌山県(約203トン)。◆ひとり言

はるみはるみ
はるみ(カット)はるみ(カット)
はるみ(収穫前)はるみ(収穫前)

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たんかん(桶柑)

たんかん(桶柑)

タンカンは、「ポンカン」×「スイートオレンジ」として中国で誕生しました。サイズは150gほどで、中国南部や台湾で多く生産されており、国内では鹿児島や沖縄などの温かい地域で栽培されています。多汁で甘みが強く、ほのかな酸味があって風味が豊かです。皮はややむきにくいですが、じょうのう(袋)は薄いのでそのまま食べられます。旬は2月〜4月頃。平成17年度の収穫量は約7,261トンで、鹿児島県の収穫量は約4,975トン、沖縄県は約2,253 トンです。◆ひとり言

タンカンタンカン
タンカン(カット)タンカン(カット)
タンカンタンカン
タンカン(カット)タンカン(カット)
タンカン(重さ:参考)タンカン(重さ:参考)

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マーコット

マーコット

正確な由来は不明ですが、大正時代にアメリカで誕生した品種で、ミカン類と「スイートオレンジ」を掛け合わせたものと考えられています。日本へは1965 年(昭和40年)頃に導入されました。果重は150g前後で、糖度が高く濃厚な甘みとほのかな酸味があります。果皮は薄めですがややむきにくく、種も多め。国内産は2月〜4月頃に出回り、秋にはオーストラリア産の輸入物が出回ります。地域によっては「サンクイーン」と呼ばれることもあります。平成17年度の収穫量は約246トンで、主産地は長崎県(約70トン)、佐賀県(約44トン)、熊本県(約32トン)。◆ひとり言

マーコットマーコット
マーコット(カット)マーコット(カット)

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アンコール

アンコール

「キング」と「地中海マンダリン」の交雑種で1965年(昭和40年)にカリフォルニアで生まれました。日本に導入したのは1969年(昭和44年)。果実は100〜150gと小ぶりで、濃いオレンジ色の果肉は糖度が13〜15度と高くコクがあります。種がやや多めですが、果皮はむきやすく袋ごと食べられます。出荷は2月〜4月頃。ちなみに「アンコール」という名前は「一度食べるともう一度食べたくなるから」ということから付いたそうです。平成17年度の収穫量は約568トンで、主産地は愛媛県(約348トン)、大分県(約120トン)。

アンコールアンコール
アンコール(カット)アンコール(カット)

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セミノール

セミノール

薄くてなめらかな赤褐色の果皮が特徴のセミノールは、「ダンカングレープフルーツ」と「ダンシータンジェリン」を掛け合わせてアメリカで誕生した品種です。日本には1954年(昭和29年)に導入されました。甘みと酸味のバランスがよく、果汁も豊富。種が多めですが温州みかんのように袋ごと食べられます。サイズは150〜200g程度で、出荷は5月頃から。平成17年度の収穫量は約3,321トンで、主産地は和歌山県(約1,243トン)、三重県(約 1,220トン)、大分県(約528トン)。◆ひとり言

セミノール(サンクィーン)セミノール(サンクィーン)
セミノール(サンクィーン:カット)セミノール(サンクィーン:カット)
セミノール(収穫前)セミノール(収穫前)

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晩白柚(ばんぺいゆ)

晩白柚(ばんぺいゆ)

重さが2kgにもなる大きなブンタンで「オクテシロザボン」ともいわれます。原産はマレー半島で、昭和初期に日本に導入され、現在は熊本県八代市の特産として人気。果皮は黄色でとても厚く、白いアルベド部分は1〜2cmほどになります。これもブンタン同様、砂糖で煮て晩白柚漬けとしておいしく味わえます。果肉はやわらかくて果汁も多く、爽やかな甘みとほどよい酸味を持っています。また香りがよく、常温で1ヶ月という日持の良さもポイント。購入後、しばらく観賞用として楽しめます。出回り時期は2〜4月頃。平成17年度の収穫量は約1,212トンで、主産地は熊本県(約1,185トン)。◆ひとり言

晩白柚晩白柚
晩白柚(カット)晩白柚(カット)

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はっさく(八朔)

 はっさく(八朔)

江戸時代に広島で発見されたブンタンの雑種。甘みと酸味が適度にあり、中にはほんのり苦みを感じるものもあります。果肉はやや硬めで風味は良好。果皮は厚めですが、じょうのうの皮離れがよいので食べやすいでしょう。サイズは300〜400g前後で、1月〜4月頃に出荷されます。ちなみに「八朔」とは旧暦の 8月1日(9月頃)のことで、この日から食べられることからこの名が付いたといわれます。しかし実際はこの頃だとまだおいしく熟してはいないので、年明けまで待ちましょう。平成17年度の収穫量は約2,311トンで、主産地は和歌山県(約1,214トン)、広島県(約314トン)、愛媛県(約283トン)。

ハッサクハッサク
ハッサク(カット)ハッサク(カット)

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夏みかん

夏みかん

「夏橙(ナツダイダイ)」ともいいブンタンの雑種として江戸時代に山口県で誕生しました。明治時代から栽培が行われていましたが「甘夏」や「グレープフルーツ」にシェアを奪われ、昭和40年代頃から生産量が減少。現在は山口や和歌山などでわずかながら生産が行われています。しかし酸味が強いため生食用としてはほとんど市場に出回っておらず、ゼリーやマーマレード、お菓子などに加工されることが多いようです。ちなみに実がなるのは冬で、熟期は4月〜6月頃です。それなのになぜ「夏みかん」というのかというと、「夏まで実が持つから」、「夏になると酸味がやわらいで食べ頃になるから」など諸説あります。平成 17年度の収穫量は約32トンと少なめ。山口県は約6トン、和歌山県は約5.5トン、静岡県は約4.3トンの順です。

夏みかん夏みかん
夏みかん(カット)夏みかん(カット)

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ブンタン(文旦)

ブンタン(文旦)

「ザボン」や「ボンタン」とも呼ばれる大きめの柑橘で、インド東部から中国南部にかけた地域が原産。香りが良く甘酸のバランスのとれた上品な味わいです。果重は400g前後で黄色い果皮は厚く、果肉は基本的に淡黄色ですが、中には赤肉のものもあります。国産ではしっかりとした歯ごたえと爽やかな食感の「土佐ブンタン」が有名ですが、果肉がやわらかくて多汁な「水晶ブンタン」も人気。どちらも高知の特産です。収穫時期は10〜12月ですが、酸味を減らすため一定期間貯蔵されるので、店頭に並ぶのは2〜5月頃になります。また、皮の白い部分を使って作られる「ザボン漬け(砂糖煮)」も美味。ちなみに「ポメロ」は文旦の英名で、果実が巨大で果肉が濃いピンク色の「チャンドラポメロ」というものもあります。平成17年度の収穫量は約10,063トンで、主産地は高知県(約8,750トン)、鹿児島県(約785トン)、愛媛県(約270トン)。

水晶ブンタン水晶ブンタン
水晶ブンタン(カット)水晶ブンタン(カット)
文旦(赤肉種)文旦(赤肉種)
文旦(赤肉種:カット)文旦(赤肉種:カット)
土佐ブンタン土佐ブンタン
土佐ブンタン(カット)土佐ブンタン(カット)

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日向夏(ひゅうがなつ)

日向夏(ひゅうがなつ)

「ニューサマーオレンジ」や「小夏みかん」、「土佐小夏」などとも呼ばれる柑橘で、1820年代に宮崎県で偶然発見されました。詳細は不明ですが「ゆず」の系統と考えられています。黄色い果皮はやや厚めで、ナイフで白い部分を残すように皮をむき、カットして食べるのが一般的。果肉は果汁が多くで爽やかな甘酸っぱさが味わえます。サイズは200gくらい。旬は5月〜6月頃です。平成17年度の収穫量は約5,387トンで、主産地は宮崎県(約2,034トン)、高知県(約1,802トン)、愛媛県(約744トン)。◆ひとり言

日向夏日向夏
日向夏(カット)日向夏(カット)
日向夏(収穫前)日向夏(収穫前)

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甘夏(甘夏みかん)

甘夏(甘夏みかん)

「夏みかん」の枝変わりで、夏みかんに比べて酸味が少なく甘いのが特徴です。いくつかの品種がありますが、1935年(昭和10年)頃に大分県の川野氏宅で発見・品種登録された「川野なつだいだい(夏橙)」が半分以上を占めています。川野夏橙の重さは300〜400gくらいで、店頭に並ぶのは2月〜5月頃。このほかに甘夏の枝変わりである「新甘夏(サンフルーツ)」や、濃いオレンジ色の「紅甘夏」、甘夏×文旦の「スルガエレガント」といった品種もあります。平成17年度の収穫量(甘夏全体)は約2,853トンで、主産地は熊本県(約593トン)、愛媛県(約595トン)、静岡県(約283トン)、和歌山県(約216トン)、三重県(約183トン)です。

甘夏甘夏
甘夏(カット)甘夏(カット)
スルガエレガントスルガエレガント
スルガエレガント(カット)スルガエレガント(カット)
甘夏(収穫前)甘夏(収穫前)

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カラ(カラマンダリン)

カラ(カラマンダリン)

「キングマンダリン」と「温州みかん」を交配してカリフォルニアで育成され1935年(昭和10年)に命名されました。日本には1955年(昭和30年)に導入されましたがあまり生産されず、最近になって増えてきました。旬は4〜5月頃で、コクのある甘酸っぱさが人気です。平成17年度の収穫量は約680 トンで、主産地は三重県(約358トン)、愛媛県(約110トン)。◆ひとり言

カラマンダリンカラマンダリン
カラマンダリン(カット)カラマンダリン(カット)

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天草

天草

「清見×興津早生」×「ページ」の掛け合わせで1995年(平成7年)に品種登録されました。果皮は濃いだいだい色で果肉はやわらかくジューシーで甘みもたっぷり。サイズは200g前後で12月下旬〜1月上旬に出回ります。平成17年度の収穫量は約756トンで、主産地は愛媛県(約301トン)、福岡県(約126トン)。◆ひとり言

天草天草
天草(カット)天草(カット)
天草天草
天草(カット)天草(カット)
天草(重さ:参考)天草(重さ:参考)

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スイートスプリング

スイートスプリング

1982年(昭和57年)に品種登録された柑橘で、親は「上田温州」×「ハッサク」です。果皮は黄色ですが緑色が残っていても食べられます。サイズは250g程度で、皮は厚め。果汁が多く、酸味は少なめでさわやかな甘みが楽しめます。旬は1月〜2月頃です。平成17年度の収穫量は約692トンで、主産地は熊本県(約176トン)、宮崎県(約147トン)、香川県(約138トン)。◆ひとり言

スイートスプリングスイートスプリング
スイートスプリング(カット)スイートスプリング(カット)

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はるか

はるか

「日向夏」の自然交雑実生から育成され、1996年(平成8年)に品種登録されました。出回り時期は2月〜3月頃で、サイズは200g前後、果頂部が環状にへこんでいるのが特徴です(※へこんでいないものもあります)。果皮は黄色で厚く、じょうのうも厚め。酸味は少なめでさわやかな甘みがあります。平成17年度の収穫量は約534トンで、主産地は愛媛県(約289トン)、広島県(約211トン)。

はるかはるか
はるか(カット)はるか(カット)
はるか(果頂部)はるか(果頂部)

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南津海 (なつみ)

南津海 (なつみ)

「カラマンダリン」と「ポンカン」を掛け合わせて育成された山口県生まれの柑橘です。出回り時期は4〜5月頃で、甘みが強くジューシーで、じょうのうごと食べられます。平成17年度の収穫量は約29トンで、主産地は山口県(約16トン)、愛媛県(約10トン)、長崎県(約3トン)。◆ひとり言

南津海 南津海
南津海(カット)南津海(カット)

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はれひめ

はれひめ

親は「清見×オセオラ」×「宮川早生」で、2004年に品種登録されました。果汁が豊富で酸味が少なく、風味のよい甘みが味わえます。大きさは200g前後で、じょうのうごと食べられます。12月〜1月が旬です。17年度の収穫量は約180トンで、主産地は愛媛県(約136トン)、佐賀県(約42トン)。 ◆ひとり言

はれひめはれひめ
はれひめ(カット)はれひめ(カット)
はれひめはれひめ
はれひめ(カット)はれひめ(カット)
はれひめ(重さ:参考)はれひめ(重さ:参考)

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まりひめ

まりひめ

「クレメンチン(クレメンタイン)」と「南柑20号」と「南柑20号」を掛け合わせて愛媛県で誕生し、2005年に品種登録されました。サイズは200〜250gで、皮は簡単に手でむくことができます。また糖度も高く、じょうのうごと食べられるのも魅力です。時期は12月下旬頃から。17年度の収穫量は約65トン(愛媛県のみ)。◆ひとり言

まりひめまりひめ
まりひめ(カット)まりひめ(カット)
まりひめまりひめ
まりひめ(カット)まりひめ(カット)
まりひめ(重さ:参考)まりひめ(重さ:参考)

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黄金柑

黄金柑

「ゴールデンオレンジ」とも呼ばれ、明治時代に鹿児島県で発見された品種で親は不詳です。果皮は黄色で、サイズは70g前後と小さめ。香りがよく、甘みとさわやかな酸味が調和した柑橘です。旬は3月〜4月頃。17年度の収穫量は約148トンで、主産地は神奈川県(約87トン)、静岡県(約40トン)です。 ◆ひとり言

黄金柑黄金柑
黄金柑(カット)黄金柑(カット)
黄金柑(重さ:参考)黄金柑(重さ:参考)

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河内晩柑(美生柑)

河内晩柑(美生柑)

大正時代に熊本県河内町で発見された柑橘で、ブンタン系の自然雑種。地域によって「美生柑(みしょうかん)」や「宇和ゴールド」、「ジューシーフルーツ」などと呼ばれることもあります。果汁が豊富で果肉がやわらかく、さっぱりとした甘みがあります。その外観から「和製グレープフルーツ」ともいわれますが、グレープフルーツのような苦みや酸味はありません。サイズは250〜450g程度で3月下旬〜6月頃に出回ります。17年度の収穫量は約7076トンで、主産地は愛媛県(約4099トン)、熊本県(約2834トン)。◆ひとり言

河内晩柑河内晩柑
河内晩柑(カット)河内晩柑(カット)

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紅まどんな

紅まどんな

正式な名前は「愛媛果試28号」で、「南香」×「天草」を交配して育成され、2005年(平成17年)に品種登録されました。果皮は濃い紅色で、重さは250gくらい。酸味が低く甘みたっぷりの柑橘です。皮はややむきにくいですがじょうのうは薄く袋ごと食べられます。旬は11月下旬〜12月です。17年度の収穫量は約22トン(愛媛県のみ)です。◆ひとり言

紅まどんな紅まどんな
紅まどんな(カット)紅まどんな(カット)

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ひめのつき

ひめのつき

「アンコール」×「日向夏」から誕生し2006年に品種登録されました。重さは150〜200gくらいで香りがよく、酸味は控えめで甘みの強い柑橘です。手で皮がむけ、じょうのうごと食べられます。旬は2月〜3月。◆ひとり言

ひめのつきひめのつき
ひめのつき(カット)ひめのつき(カット)
ひめのつき(重さ:参考)ひめのつき(重さ:参考)

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カクテルフルーツ

カクテルフルーツ

「カクテルグレープフルーツ」ともいい、親に「ポメロ」と「マンダリン」を持つアメリカ生まれの柑橘です。酸味が少なく、ジューシーでほどよい甘みがあります。主な生産地はカリフォルニアで11月〜2月頃に輸入されます。◆ひとり言

カクテルフルーツカクテルフルーツ
カクテルフルーツ(カット)カクテルフルーツ(カット)

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ミネオラ

ミネオラ

「ダンカングレープフルーツ」×「ダンシータンゼリン」から生まれた品種で、セミノールと同じ「タンゼロ」に分類されます。「デコポン」のように頭の部分が出っ張っていますが別の種類です。サイズは100〜150gで、セミノールのようにジューシーで香りがよく濃厚な味わいが楽しめます。果皮は濃いオレンジ色をしていて種は少なめ。主にカリフォルニアから輸入され、2〜5月頃に出回ります。◆ひとり言

ミネオラミネオラ
ミネオラ(カット)ミネオラ(カット)

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主な産地と出荷量(いよかん)

2006年いよかんの年間出荷量はトータルで約76,900トン。80%以上は愛媛県で栽培されています。

「栽培面積の推移」ボタンをクリックすると、その他柑橘の栽培面積の推移を見ることができます。1943〜1948年までデータが欠けていますが、これは元データがないためで作成ミスではありません。

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