アケビの食べ方が知りたい

ゼリー状の甘い果肉をスプーンで食べる

アケビは昔から日本に自生している秋の果物です。流通量が少ないので食べたことがない人も多いと思いますが、すっきりとした甘さで素朴な味わいがあります。

アケビは楕円形で果皮は薄紫色(白っぽいものもあり)をしていて、熟すと表面が割れてきます。中にはゼリー状の乳白色の小さな果肉が詰まっているので、これをスプーンなどですくって食べましょう。果肉の中にある黒い種は、面倒ですがスイカの種のようにはき出します。

皮に割れ目がない場合は、線が薄く入っている部分を探してください。その周辺を軽く押すと割れるはずです。もしもうまく割れない場合はナイフで半分にカットしましょう。

また、アケビは皮を野菜のように調理して食べることも可能です。調理法としては、炒めて味噌味にしたり、きんぴら風にしたり、細めにカットして天ぷらなどにするのがおすすめ。ただ、皮には苦みがあるので、一度お湯でゆでてから冷水にさらしてアク抜きをしておきましょう。また表皮をピーラーで薄くむいてもよいでしょう。