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登録日:2024年4月28日
かなり久しぶりに「ペピーノ」を食べました。ペピーノは南米アンデス地域が原産のフルーツで、メロンのような風味とみずみずしい食感が特徴です。ただ、日本に導入されてから約40年ほどになるものの生産量は増えず、ずっとマイナーな存在となっています。
というのも、ペピーノはデザートとして楽しむには糖度が少し低いのです。近年は家庭菜園で栽培している人もいますが、果実がお店に並ぶことはめったにありません。しかし、もっとおいしさを引き出せる栽培方法があるはず、と東京農業大学ではブランド化に向けたプロジェクトが動いているそうです。
ペピーノの果実はパッションフルーツのような円形~楕円形で、果皮はツルツルとしていて、大きさはトマトくらい。完熟前は果皮が黄緑色で、熟すと薄黄色~黄色になり、表面に紫色の縞模様が出ると収穫のタイミングとなります。
今回購入したペピーノは沖縄県産で、黄色い果皮に薄い紫色の縞模様が入っていました。熟してはいるみたいですが、軽く押して弾力を感じたら食べ頃とのことだったので、常温に置いて追熟させることに。2日ほど経って少しやわらかくなってきたので、冷蔵庫で冷やして食べてみました。
前回食べたときも感じましたが、確かにいちごやみかんなどに比べると甘味が少なくてさっぱりしています。ただ、果肉は驚くほどジューシーで、メロンのような香りがあって何とも不思議な味です。舌触りもメロンのような洋梨のような感じでほどよくソフト。糖度は9度弱とやはり低めでしたが、甘さがもっと増すと注目度もアップするのではないかと思いました。
ちなみにペピーノはトマトやなすと同じナス科の植物なので厳密には野菜に分類されます。食べ方は完熟果を生食するほか、ジャムにしてもおいしいとのこと。今回、生食のほかに、果肉を凍らせて半解凍のペピーノと牛乳、砂糖でスムージーにもしてみたのですが、これがメロン風味でけっこういけました。
また、品種としては「ロイヤルカスタード」や「ゴールドNo.1」「ゴールドQ」「ゴールドボーイ」などがあります。今回のものがどれなのかはわかりませんが、外観からしてゴールドシリーズのどれかな気がします。
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