キワノ Kiwano

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基礎データ DATA

  • 分類:ウリ科キュウリ属
  • 原産地:アフリカ地方
  • 季節の分類:周年
  • 多く出回る時期:周年

キワノの概要

キワノの果肉 キワノ キワノの花 キワノの葉

鮮やかな黄色い果皮にゴツゴツとしたトゲを持つ「キワノ」は、メロンやすいかと同じ瓜(ウリ)の仲間です。果実をカットするとエメラルドグリーン色のゼリー状の果肉がびっしりと並んでいて、それらの1つひとつの中にベージュ色の種が入っています。

一見するととてもおいしそうですが、食べてみると甘味はほとんどなく、ほのかに酸味がある程度です。食感はプルンとしていてブドウの果肉を口に含んだような感じがします。

キワノは基本的に見た目や食感を楽しむものなので、デザートやサラダなどの彩りに使うとよいでしょう。クセがないのでヨーグルトにも合います。

ちなみに「キワノ」という名前は、ニュージーランドの企業「Prinut Inc※」の登録商標で、正式な名前は日本名で「ツノニガウリ」、英語名で「Horned melon(ツノメロン)」といいます。なお、当サイトではキワノを野菜ではなく果物として分類しています。

※該当する企業(団体)のWebサイトが存在しないため未確認情報です

キワノの歴史

キワノ(ツノメロン)の原産地は諸説ありますがアフリカの熱帯地域ではないかといわれています。いつ頃どのように広がったのかも詳しくは分かりませんが、1900年代の初期にはオーストラリアとニュージーランドに伝わっていたようです。その後ニュージーランドで改良されたものが「キワノ」と名付けられ、日本にも輸入されるようになりました。

キワノの栄養と効能

おもな栄養成分(可食部100g中)

カリウム(170mg)、マグネシウム(34mg)、リン(42mg)、食物繊維総量(2.6g)

期待される効能

高血圧予防便秘予防

キワノは他の果物に比べてミネラルが多めです。中でもマグネシウムの含有量は果物の中でトップクラス。歯や骨の形成や、さまざまな代謝に役立つでしょう。

体内のナトリウムを排泄し、高血圧予防などに効果が期待できるカリウムも比較的多く含まれています。また、食物繊維も多いので、便秘予防にも期待できます。

より詳細な栄養成分については、「栄養成分(グラフ)」もしくは「栄養成分(一覧表)」に掲載しています。

キワノの種類

キワノ

キワノ

店頭に並ぶキワノの多くは、長さ15cm前後で直径は7~9cm程度の大きさです。見た目のインパクトがとても強いので、皮を器として盛りつけに使ったり、果肉を飾り付けなどに使うとよいでしょう。味は熟度によって異なりますが、ほのかにライムのような酸味とキュウリのような風味があります。現在は、カリフォルニアとニュージーランドから輸入されています。

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