分類:アケビ科アケビ属
原産地:日本、中国、韓国などの東アジア
季節の分類:秋
多く出回る時期:9月~10月頃
主な産地:山形、愛媛
国内の栽培面積:約15ヘクタール(2010年)
国内の年間出荷量:約69トン(2010年)
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秋の味覚の1つ「あけび」。大きさは長さが10cmくらいで、熟すと果皮が割れて、中の果実をそのまま食べることができます。果実は乳白色のゼリー状で、甘味があり、黒い小さな種がたくさん入っています。果肉を食べるときはそのまま口に含み、口に残った種を出します。また、果皮は炒め物や揚げ物などにも使われます。
ちなみに漢字では「通草」または「木通」と書きますが、これはあけびのつるに空洞があり空気が通るからといわれています。
※右の花の写真はアケビの雌花(左)と雄花(右)
つる性の植物であるあけびは、古くから日本や中国などの東アジアの山に自生しており、その地域の人々に食べられていました。江戸時代にはあけびの種から油を採取していたようですが、商品として栽培されるようになったのは最近になってからのことです。現在、市場に出荷されているものの多くは山形県産です。
果皮に張りがあり、色づきのよいものを選びましょう。果皮が割れているものは完熟している証拠です。なお、熟しても果皮が紫色にならない「白あけび」もあります。
アケビによく似た「ムベ」は、果皮が赤紫色で熟しても果皮は割れません。ムベは別名「トキワアケビ」と呼ばれていますが、「アケビ属」ではなく「ムベ属」の植物です。
乾燥しないようポリ袋に入れて冷蔵庫で保存し、3~5日以内に食べるようにしましょう。完熟したものは日持ちしないので、果肉はすぐに食べきるようにします。また、皮も食べるならなるべく早めに調理しましょう。
主な栄養成分(可食部100g中)
ビタミンC(65mg)、葉酸(30mcg)、カリウム(240mg:果皮)
主な効能
風邪予防、美肌効果、がん予防、貧血予防、高血圧予防、動脈硬化予防、脳梗塞予防、心筋梗塞予防
果肉にはいちごと同じくらいのビタミンCを含み、風邪予防や美肌効果に期待できます。また、貧血予防によいとされる「葉酸」も含まれています。
また果皮には高血圧を予防するカリウムが多く含まれるので、炒め物などにして食べるとよいでしょう。
より詳細な栄養成分については、「栄養成分(グラフ)」もしくは「栄養成分(一覧表)」に掲載しています。
昔から日本に自生しているもので、果皮は紫色でサイズは5~12cmくらい。小葉の数は5枚で、葉は楕円形をしています。
果実が大きめで色づきがよく、商業用としても品種改良されています。小葉3枚で、葉が少しギザギザしています。アケビの中では一番甘味が強く、サイズも大きいです。
「アケビ」と「ミツバアケビ」の交雑種といわれていて小葉は5枚で、種類によっては葉の縁がギザギザしているものもあります。
果皮が着色しませんが、一般的なあけびと同様に熟すと果皮が割れ、中の果実を食べることができます。