レモン 檸檬 Lemon

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基礎データ DATA

レモンの旬(出回り時期)

※これはレモンの出回り量の割合をグラフ化したものです。農林水産省統計 青果物卸売市場調査 品目別:主要卸売市場計(2022年)を参考にしています

レモンの概要

レモンの果実

国内で販売されているレモンの多くはアメリカなどからの輸入品です。これらの輸入レモンには防カビなどの効果がある「ポストハーベスト農薬」がかけられているため、発ガン性を心配する声もあります。しかし、輸入時には基準値等の検査が行われているので問題ないでしょう。それでも心配な方は、ノーワックスと明記された輸入レモンや国内産レモンがおすすめです。

レモンの歴史

レモンの果実

インドのヒマラヤ地方で誕生したレモンは10世紀頃に中国へ、その後アラビア半島に伝わりました。12世紀頃にアラビア人からスペインに伝えられたといわれます。さらに十字軍の移動によりヨーロッパに広まり、大航海時代にはアメリカやブラジル・アルゼンチンなどへも伝わりました。日本には明治時代初めに渡来し、現在は広島、愛媛、熊本などで栽培されています。

レモンの栄養と効能

おもな栄養成分(可食部100g中)

ビタミンC(100mg)

期待される効能

風邪予防、美容効果、疲労回復

「レモン○個分のビタミンC」という指標として使われるように、レモンはビタミンCが豊富に含まれている果物です。このため、風邪予防や美容効果に期待できます。また、疲労回復にも効果が高いといわれている「クエン酸」も豊富です。

ちなみにレモン1個分のビタミンCの値は農林水産省のガイドラインで「20mg」と決まっています。

より詳細な栄養成分については、「栄養成分(グラフ)」もしくは「栄養成分(一覧表)」に掲載しています。

レモンの種類

リスボン

リスボン

おもにカリフォルニアの内陸地帯で生産されている品種で、有名ブランド「サンキストレモン」もこのリスボンを多く出荷しています。果汁が多くて酸味が強く、さわやかな香りを持っています。リスボンという名の通り原産地はポルトガルで、果重は100~140g程度。日本には明治末期に導入され、寒さや風に強いことから国内でも栽培が行われるようになりました。輸入品は1年中手に入りますが、国内産は9~12月頃の出荷になります。

ユーレカ(ユリーカ)

ユーレカ(ユリーカ)

外観、味とも「リスボン」とよく似ていて、ジューシーで香りがよく酸味もしっかりあるレモンです。カリフォルニアの太平洋沿岸地域で多く栽培されています。果重は110~130g前後で種は少なめです。南アフリカ産が6~10月頃に出回り、国内産が9~12月頃に出回ります。またユーレカの枝変わりに「アレンユーレカ」や「クックユーレカ」などがあり、これらは家庭菜園としても人気です。

ジェノバ

ジェノバ

おもにチリで栽培されているレモンで、6~10月頃に収穫されます。サイズは100~140gくらいで、種が少なくて香りが良く果汁も豊富。酸味も強いです。チリ産レモンは1996年に解禁されてから、徐々に輸入量が増えています。

メイヤー(マイヤー)

メイヤー(マイヤー)

オレンジとの自然交雑で誕生したといわれる品種です。少し大きめで丸みのある形をしていて、果皮の色がオレンジがかっているのが特徴。一般的なレモンよりも酸味が少なく糖度がやや高めです。三重県や兵庫県などで栽培されているほか、ニュージーランドから輸入されています。国内産はもちろん、ニュージーランド産のメイヤーレモンも防カビ剤は使用されていません。

菊池レモン

菊池レモン

菊池レモンは八丈島や小笠原で栽培されているレモンです。「マイヤーレモン」の系統とされ、サイズが大きくて酸味がおだやかなのが特徴。小笠原産のものは果皮が緑色で、皮が薄く香りが強くて爽やか。「島レモン」とも呼ばれます。また、八丈島産のものは黄色くなるまで樹上完熟させ、皮が厚めで苦みがなく、酸味がより穏やかです。こちらは「八丈フルーツレモン」の名前で出荷されています。

各地の年間収穫量 レモン

円グラフと下表の割合(%)が違うときは?

上の円グラフの割合(%)と下の表の割合(%)の数値が違うことがありますが、その場合は下表のほうが正しい数値です。

下の表は出典である農林水産省のデータに記されている「全国の合計値」から割合を計算したものです。

上の円グラフも農林水産省のデータですが、こちらは全国ではなく主要生産地のみのデータなので、値が公表されていない都道府県は含まれていません。

また、ページ上部の「基礎データ」にある「おもな産地」の数値は、下表の割合(シェア)を四捨五入したものです。

出典:農林水産省統計

2020年のレモンの収穫量のうち最も多いのは広島県で、約4,861トンの収穫量があります。2位は約1,721トンの収穫量がある愛媛県、3位は約721トンの収穫量がある和歌山県です。

栽培面積・収穫高の推移

出典:農林水産省統計

2020年のレモンの栽培面積は約654ヘクタール。収穫量は約8,635トンで、出荷量は約6,152トンです。

レモンの輸入先と輸入量

出典:財務省統計

レモンは7か国から輸入されています。輸入先トップはアメリカで輸入量は約2万2,288トン、全体の50%以上を占めています。2位はチリの約1万5,574トンで全体の30%以上を占めています。3位はオーストラリアの約1,806トン。4位は約1,600トンの南アフリカと続きます。

レモンの輸出先と輸出量

出典:財務省統計

日本産のレモンはすべてマレーシアへ輸出されています(マレーシア以外に統計データがありません)。輸出量は約700キロで、輸出額は約29万円。1キログラム当たりの単価は約420円です。

年別輸出入量

出典:財務省統計

レモンは輸入と輸出が行われています。2022年の輸入量は約4万3,804トンで輸入額は約111億3,844万円。輸入量は前年と比べると1,278トン(約3%)増加しています。また、輸出量は約700キロで輸出額は約29万円。輸出量は前年と比べると508キロ(約265%)増加しています。

主要生産国(上位5か国)

出典:FAOSTAT(2021年)

レモン&ライム生産の上位5か国は、インド、メキシコ、中国、トルコ、ブラジルです。1位のインドの生産量は年間約354万8,000トンで全体の約17%を占めています。2位のメキシコは年間約298万3,802トンで全体の約14%、3位の中国は年間約257万1,932トンで全体の約12%です。

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