スターフルーツ(ゴレンシ:五斂子)は、カットした断面が星形(五稜形)に見えることからこのような名前が付けられました。果実の大きさは、長さが5〜15cm程度で、幅は4〜10cm程度。黄色い果肉はジューシーでほんのり甘酸っぱく、サクサクとした食感です。フルーツの盛り合わせやサラダなどに加えれば華やかなアクセントになるでしょう。
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スターフルーツの原産地は諸説ありますが、マレー半島やジャワ島、インドなどではないかといわれています。古くから熱帯アジア地域やインド地方などに分布していて、紀元前に書かれた中国の書物「神農本草径」にはスターフルーツとされる「羊桃」の記述があるようです。
ヨーロッパへの伝播の時期は定かではありませんが、オランダの旅行家「リンスホーテン」が16世紀末頃にまとめた「東方案内記」にスターフルーツ(Carambola)の記述が残されています。また、その頃にスペイン人やポルトガル人などによって南米にも広がったようです。
日本へは18世紀末頃に渡来し、沖縄で栽培が行われました。現在では宮崎県や沖縄県、鹿児島県などで栽培が行われています。
果皮にハリとつやがあり、重みのあるもの。シワが出ているものや斑点のあるものは避けたほうが無難です。またスターフルーツは追熟するので、買ってすぐに食べたいなら、なるべく黄色く熟したものを選びましょう。果皮が緑色のものは基本的に未熟で、追熟の必要があります。
果皮が緑色のものは未熟で酸味が強いため、20度前後の場所で追熟させましょう。熟すと果皮が黄色くなり果肉が少しやわらかくなり、酸味が減って甘さが増します。
熟したスターフルーツは冷蔵庫の野菜室で保存します。もし食べきれなかったら、砂糖漬けやジャムにしてもよいでしょう。
食べ方は、果実をよく水洗いして、頂点のとがった部分を少し切り落とします。あとは薄くスライスすればOK。基本的に皮ごと食べられます。
主な栄養成分(可食部100g中)
カリウム(140mg)
主な効能
高血圧予防に効果が期待できるカリウムのほかは目立った栄養素は見られません。スターフルーツは料理やデザートを美しく飾る果実ですので、栄養分はほかのフルーツや食材にまかせましょう。
甘く生食に適した品種。果実が大きめで、熟すと果皮が黄色くなります。ただ、同じ甘味種でも環境や収穫時期によって糖度にばらつきがあります。樹上でしっかり完熟したものは糖度が高いようです。
酸味が強いスターフルーツで、基本的にサイズは小ぶりです。ピクルスやジャム、砂糖漬けなどの加工用のほか、レストランなどの料理用として利用されています。
スターフルーツの出荷量は年間約23トン(2005年)と多くありません。栽培してるのは沖縄県と宮崎県などです。