中国ナシは一見すると、洋梨のように見えますが、食感は和梨のようにシャリシャリしています。またジューシーで香りがとてもよく、風味豊かなフルーツです。国内ではあまり生産量が多くありませんが、香りと食味の良さから贈答用としても人気です。
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紀元前150年くらいには中国で数種類の梨が栽培されていたようです。現在、中国ナシとして人気の「慈梨(ツーリー)」や「鴨梨(ヤーリー)」は、中国東北地方原産のホクシヤマナシとヤマナシを交雑して改良したものといわれます。日本で本格的に栽培されるようになったのは明治時代からですが、そのずっと前から山口県に中国ナシの木があったそうです。
果皮に傷があるものは避けたほうがよいでしょう。基本的に、果皮が黄色みを帯びて、軸の回りを押したときにやわらかさを感じれば食べ頃。その頃になると香りも強くなります。
未熟な中国ナシは追熟させる必要があります。まだ果実がかたい場合は常温でしばらく置いておきましょう。上でも述べていますが、果皮が黄色くなり香りが強くなってきたら食べ頃です。
完熟したら冷蔵庫で2〜3時間冷やしてから食べます。なお、完熟すると傷みやすいので早めに食べきるようにしてください。
主な栄養成分(可食部100g中)
食物繊維(1.4g)、カリウム(140mg)
主な効能
水分と食物繊維が比較的多いため、便秘予防に期待できます。また、カリウムは高血圧予防に効果があるので、高血圧が原因の生活習慣病予防にも役立つでしょう。
慈梨は、1912年(大正元年)に導入された中国ナシです。果皮の色は黄〜黄緑で茶色い果点があり、洋梨のような形をしています。食感は和梨のようにシャリシャリしていて、白い果肉はジューシーで甘みも多く、熟すと特有の芳香がします。重さは400gくらい。10月中旬頃から店頭に並びます。
鴨梨は、明治時代の初め頃に日本へ伝わりました。「慈梨」と同じく洋梨のような形をしていて、熟すと果皮の色が黄色くなり特有の甘い香りがします。果肉はやわらかくシャリシャリした食感で、ほどよい甘みとたっぷりの果汁を持ちます。大きさは300〜350gくらいで10月上旬頃から出荷されます。