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登録日:2025年8月17日
これは福岡県で誕生した「玉水」です。2021年(令和3年)に品種登録された早生の赤梨で、福岡県農林業総合試険場において「あけみず」と「喜水」を交配して育成され、2022年(令和4年)に本格デビューしました。
特徴としては果実が円形で果皮の色は赤褐色。果肉はややかためで果汁を多く含みます。また糖度が15度ほどと高くて酸味が弱く、サイズや日持ちは「幸水」並み。収穫時期は幸水より少し早い7月下旬から8月上旬頃となっています。
ちなみに母親のあけみずは1997年(平成9年)、父親の喜水は1990年(平成2年)に品種登録されていて、どちらも成熟期が早いのが特徴。もともと玉水の育成目的が幸水よりも早く出荷することだったそうで、期待通り両親の性質を受け継いで早期の収穫を実現したというわけですね。
今回入手した玉水は8月上旬に購入したもので、赤梨らしい赤褐色をしていて、表面の果点がはっきりとしていました。果実は丸っこい形をしていて、重さは230g前後とやや小ぶり。この日は店頭にこのサイズしかなかったのですが、資料によると標準的な重さは340g程度のようです。
実際に食べた第一印象は、とにかく甘いということ。糖度は高い部分で18度以上あり、酸味がとても穏やかなのでググっと強い甘味を感じます。また果肉は少しやわらかめのシャリシャリとした食感で、果汁が豊富でみずみずしさも文句なし。玉水という名前は、整った丸さの「玉」と ジューシーさの「水」が由来だそうなのですが、その通りの見た目と食味で甘くておいしい梨でした。
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NHKニュースの記事 8月17日
TBS NEWS DIGの記事 8月17日
福井テレビの記事 8月17日
FNNプライムオンラインの記事 8月17日
北海道新聞デジタルの記事 8月17日
VIETJOベトナムニュースの記事 8月17日
埼玉新聞の記事 8月11日
khb東日本放送の記事 8月11日
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