ライチ(レイシ) 竜眼(りゅうがん)
登録日:2021年10月10日
これは2週間ほど前に食べた「竜眼(リュウガン)」です。「ロンガン」とも呼ばれる熱帯フルーツの1つで、東南アジア諸国や中国南部などでよく食べられています。
果実は直径が2~3cmくらいの球形をしていて、果皮は薄茶色。皮をむくと中には乳白色のプルっとした果肉が入っています。味や食感は「ライチ」の似て甘くてとてもジューシー。また、ライチ同様に果肉の中には黒いタネが1つ入っていて、これが竜の目のように見えることから竜眼と名付けられたといわれます。
日本では沖縄県や鹿児島県で栽培され、収穫期は8月から9月中旬頃。ただし流通量はごくわずかで、産地以外では通販を利用しないとなかなか入手できません。また、タイやベトナムからの輸入品もありますが、これらは今のところ冷凍果実だけしか販売されていないようです。
今回購入したのは鹿児島県産の生果になります。枝先に数個の果実がついていて、見た目は正月に飾る「餅花」のよう。さっそく1粒皮をむいて食べてみると、強い甘味がジュワっと広がりました。糖度は20度前後と高く、果汁もたっぷり。久しぶりに食べたのですが、この甘さとプルンとしたゼリーのような食感は個人的にかなり好きです。
竜眼は1つが小さいので食べるのがちょっと手間ではありますが、ぶどうの皮をむくのと大差はありません。けっこう量があったので冷蔵保存して1日に5~6粒くらいずつ食べ、数日かけてゆっくりと消費。しばらく南国気分に浸ることができました。
食べ方についてはこちらのページでイラスト付きで紹介しています「竜眼(りゅうがん)の食べ方は?」。
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