グレープフルーツ レッドハート
登録日:2021年10月25日
これは南アフリカ産の「レッドハート(Red Heart)」というグレープフルーツです。名前が表している通り果肉が赤く、果皮には少し赤みが差します。
初めて聞く名前なので検索してみたところ、南アフリカで開発された品種で、「ヘンダーソン」というピンクグレープフルーツを誘発により変異させたものだそう。「スタールビー」に比べて苦み成分である「ナリンギン」の含有量が少なく、熟期が4週間ほど遅いのが特徴とのことです。
今回購入したレッドハートは、大きさや見た目は普通のレッド種のような感じで、果皮にわずかに赤みがにじんでいる程度。そしてカットすると中は濃い赤色で、果肉はスタールビーによく似ています。ちなみにグレープフルーツには大きく分けて果肉が白いものと、赤い(ピンクも含む)ものがありますが、どちらかというと果肉が赤いほうが酸味や苦味が少なくて食べやすいといわれています。
食べてみると、ほどよく甘くて酸味も強くなく、果肉はツブツブ感がありやわらかくて果汁も豊富。色も美しいので、サラダやゼリー、タルトなどに使用しても映えると思います。
そして苦味についてですが、実際にスタールビーよりも苦味が弱いかどうか食べ比べてみました。結果は、気持ち苦味が少ないような、あまり変わらないような……、少ないような……? でも白肉種に比べると確かに酸味や苦味は少なく、さわやかなおいしさで食べやすかったです。※写真左がスタールビー、右がレッドハート
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