グレープフルーツ ジャクソンフルーツ
登録日:2022年8月28日
これはちょっと前に食べた「ジャクソンフルーツ」という南アフリカ産の柑橘です。果皮が黄色くなめらかで、グレープフルーツを小さくしたような外観。日本へは2014年頃から輸入が開始されています。
来歴を調べてみると、「Triumph(トライアンフ)」というグレープフルーツの枝変わりとして南アフリカで発見されたという情報がありました。ですがもう1つ、ジャクソンの枝変わりで生まれた「ジャクソン LS スイートサンライズ(Jackson LS Sweet Sunrise)」という情報も出てきました。
どうやら異なる2つのジャクソンがあるようですね。でも日本に輸入されているのは、後者のジャクソン LS スイートサンライズだと思われます。「マジックグレープフルーツ」というキャッチコピーも付いているようで、酸味や苦みが少なく、甘味が強いのが特徴。香りはグレープフルーツに近く、果汁も豊富とのことです。
さて、今回購入したジャクソンフルーツは1個が約200gほどの重さで、皮の厚みが5mmくらい。皮をむくのは温州みかんほど簡単ではありませんが、ナイフで浅く切り目を入れてグっと親指を差し込むと手でもむけました。一方、薄皮(じょうのう膜)ははがしやすく、果汁も飛び散りにくいので、果肉だけをぱくっと食べることができます。
味は甘くて酸味の少ないグレープフルーツといった感じです。果肉がやわらかく香りが爽快で、甘味の強い果汁が口の中に広がります。またグレープフルーツのような苦味はまったくなく、種は極小さなものなのでさほど気になりません。国内産の柑橘が少ない7月から8月頃に出回るので、タイミングもちょうどいいですね。
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