プルーン マジョリース
登録日:2023年11月5日
少し前になりますが、「マジョリース」というプルーンが売られていたので購入してみました。プルーンは桃やスモモほど流通量が多いわけではありませんが、最近では品種名が書かれたものが増えていて、聞いたことのない名前だったりするとつい買ってしまいます。
マジョリースについて調べてみると、英語では「Marjorie's」と書き、イギリスで誕生した品種のようです。1912年にバークシャー州の農園で発見され、1940年代になって広まったのだとか。一般的にプルーンは7月下旬頃から収穫されますが、マジョリースは晩生種なので9月下旬から10月が旬になります。
果実の特徴は、重さが50g程度で甘さは中程度。果実がかたい状態だと酸味を感じますが、しっかりと熟すと果肉がソフトになり、酸味もやわらいで食味がよくなるそうです。
このマジョリースは果実のサイズが80g前後となかなかの大玉。短楕円形で、果皮は濃い赤紫色をしていて、表面にはブルーム(果粉)が付いていて鮮度のよさを感じます。
さわってみると少しやわらかさを感じたので早速食べてみることに。甘酸のバランスがよく、果肉もほどよくソフトで期待を上回るおいしさです。糖度は20度以上と高く、酸味も強いわけではなく甘さを引き立てる程度でまさに完熟状態。大当たりのプルーンでした。
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