プルーン クリーミードール

登録日:2024年9月1日

クリーミードール

クリーミードール

「クリーミードール」というプルーンを見つけたので購入してみました。プルーンといえば紫色の果皮をイメージしますが、このプルーンはなんと黄色。すももなら「光李(ひかり)」や「峰満イエロー」といった黄色い品種もありますが、黄色いプルーンは初めてです。

クリーミードール

調べてみたところ、クリーミードールはニッポン緑産が開発したプルーンで、2016年(平成28年)に「RYOKU PR-2」という名前で品種登録されていました。「パープルアイ」の自然交雑から誕生したそうで、収穫時期は8月下旬から9月上旬頃。このクリーミードールという名前は商標になります。

クリーミードール

また花粉親は不明とのことですが、海外品種には「Yellow Egg」や「Golden Transparent Gage」といった黄色いプルーンがあるので、そのような性質が入っているのでしょうか。果実は短楕円形で、果皮は全面が黄色に着色。甘味の中に適度な酸味があり、果肉のかたさや果汁の多さは中程度となっています。

クリーミードール

今回入手したものは重さが60~70gくらいで、特徴通り短い楕円形。果皮は黄色~黄緑色をしていて、長い軸がなければ梅っぽくも見えます。購入した6個中2個は果実に少し弾力があり、ある程度熟している様子だったのでひとまず味見をしてみることに。

クリーミードール

食べてみるとすっきりとした甘味と酸味があり、果肉は緻密でやや歯ごたえを感じます。ただ完熟ではなかったようで、味に関してはまずまずといったところです。なので残りは常温で置いておき追熟させることに。

クリーミードール

そして1週間待つと、果皮の黄色がほんの少しだけ濃くなり、果肉も少しやわらかくなっていました。味のほうも酸味が減って甘さがより増し、果汁も多くなっています。少し心配でしたが追熟はうまくいったようで、最初に食べたものとは違う濃厚なおいしさが味わえました。

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