ブドウ(葡萄) 翠峰(すいほう)

登録日:2023年10月29日

翠峰(すいほう)

翠峰(すいほう)

これは「翠峰(すいほう)」というぶどうです。1996年(平成8年)に品種登録された緑色のぶどうで、福岡県農業総合試験場において「ピオーネ」と「センテニアル」を掛け合わせて育成されました。

翠峰(すいほう)

特徴は、果皮が黄緑~黄白色で、果粒が極めて大きいこと。粒は長楕円形をしていて、サイズは1粒15gほどになります。また糖度が17度くらいと甘く、ほどよい酸味もあり、上品な香りも併せ持ちます。

翠峰(すいほう)

今回購入した翠峰は、果皮に張りがあって、やや濃いめの黄緑色。そしてかなりの大粒で、1粒の重さが20~30gほどあり、大きなものは長さ縦4cm横3cmもありました。一見シャインマスカットに似ていますが、翠峰のほうが楕円が長めで、粒も大きいように思います。

翠峰(すいほう)

食べてみると、果肉はプリッとした食感でとてもジューシー。糖度は約20度と高く、それでいてさわやかな酸味とフルーティな香りが相まってとても美味です。甘いのに後味はすっきりとしていて、食べ応えも十分。1粒を頬張ると、ぶどうで口いっぱいになるほどでした。

翠峰(すいほう)

なお、皮が薄いので皮ごとでも食べられましたが、人によっては気になるかもしれません。皮をむいて食べる際には、軸とは反対側にナイフで十字に切り込みを入れておくとむきやすいですよ。

過去のブログを見る