スモモ(プラム) 恋花火(こいはなび)

登録日:2024年9月8日

恋花火(こいはなび)

恋花火(こいはなび)

これは山形県産の「恋花火」というすももです。「太陽」の自然交雑実生から育成されたもので、出荷時期は8月下旬から9月上旬頃。「サンルージュ」や「サンセプト」など多くのすももを生み出している渡辺誠一氏が育成し、2007年(平成19年)に品種登録されました。

恋花火(こいはなび)

特徴としては、果実は楕円形でサイズが大きく、果皮は紅紫色に着色。甘味があって酸味は少なく、果肉はかためで緻密です。また果汁を多く含み、香りはあまりありません。

恋花火(こいはなび)

今回購入したのは4個入りパックで、どれも濃いめの紅色でした。でもさわるとかたかったので、しばらく常温で追熟させることに。しかし3日経っても、7日経ってもそれほど変化なし……。じつは昨年も食べたのですが、そのときは1週間で熟したような……。なので、もしかしたらいけるかも? 

恋花火(こいはなび)

ということで、1週間後に1個つだけ食べてみました。が、やはり早すぎたようで、甘味は適度にあるものの酸味がとても強く、果肉もかなりかたいです。生食するには酸っぱすぎたので、1切れだけ食べて、食べきれなかったぶんはシロップ漬けに。そして残りの3個はさらに追熟を継続しました。

恋花火(こいはなび)

さて、それから7日後。果皮の色がより濃くなり、弾力が出てきたので食べてみると、先日よりも果汁が増して口当たりがよくなっています。酸味も減少していて、すももらしい甘酸っぱさになっていました。今回は完熟までに2週間かかりましたが、おいしい恋花火が味わえてよかったです。

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