ブドウ(葡萄) 紅伊豆

登録日:2024年8月25日

紅伊豆

紅伊豆

久しぶりに赤ぶどうの「紅伊豆」を購入しました。紅伊豆はスーパーではあまり見かけませんが、個人的に好きなぶどうの1つで、先日珍しく店頭に並んでいたのでつい引き寄せられてしまいました。

紅伊豆

紅伊豆は「紅富士」の枝変わりで、8月上旬から下旬頃が成熟期。「ピオーネ」を作出した井川秀雄氏によって育成され、40年以上前から栽培されています。なお紅富士の両親は「ゴールデンマスカット」と「クロシオ」になります。

紅伊豆

特徴は粒が大きく、果肉はやわらかくて果汁が豊富。糖度が高くて酸味とのバランスがよく、香りも良好です。ただし、熟すと粒が落ちやすいという弱点があり、市場向きというよりも、観光農園などで栽培されることが多いようです。

紅伊豆

今回入手した紅伊豆は収穫から少し日が経っていたのか、3つほど脱粒があり、よく見ると果皮に張りがないものも何粒かありました。でも果皮はほぼ鮮紅色に着色していて、果粒のサイズは11~12gとまずまずの大きさです。

紅伊豆

そして味は期待を裏切らず、濃厚でとてもジューシー。糖度は22度前後あり、強い甘味とほどよい酸味、そして芳醇な風味が相まって、1粒ごとにおいしさが飛び込んできます。皮離れもよく巨峰などのように指で押し出してチュルっと食べられるので、次々に手が伸びて止まりませんでした。

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