オレンジ 大三島ネーブル
登録日:2025年2月16日
愛媛県の大三島(おおみしま)で栽培されている「大三島ネーブル」を購入しました。一般的に流通しているネーブルは「ワシントンネーブル」が多いですが、これはワシントンネーブルの枝変わりとして昭和中期頃に誕生した品種になります。
大三島は瀬戸内海のしまなみ海道に位置する島の名前で、みかんやレモンなどさまざまな柑橘類の産地。この大三島町(現今治市)で発見されたことからこの名前が付けられたそうで、ワシントンネーブルに比べて果皮の着色が早く、結実性のよさが特徴とのことです。
そのほかの特徴としては重さが230g前後で、お尻にある「へそ」はネーブルとしては小さめ。果汁が多くて味が濃く、1月中旬頃から2月頃がシーズとなっています。ちなみにワシントンネーブルの枝変わりには、ほかにも「白柳ネーブル」や「森田ネーブル」「清家ネーブル」などいくつかの品種があります。
今回入手したものはサイズが120g前後と小ぶりで、へそも確かに小さかったです。また果皮は実にぴったりとくっついていてむきづらかったですが(ネーブルなので仕方ありませんが……)、何個かは手でむいて食べ、いくつかはスマイルカットで食べました。
糖度は高いものだと16度以上あり、甘味が強くて酸味は穏やか。果肉は濃いオレンジ色でみずみずしく、じょうのう膜も薄くて香りもよく、とてもおいしいネーブルでした。
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