オレンジ 甘橙 Orange

  • バレンシアオレンジ

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  • ブラッドオレンジ

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  • ジョッパオレンジ

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  • シャムーティオレンジ

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  • 山見阪ネーブル

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  • カラカラオレンジ

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  • ハムリンオレンジ

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  • カラカラオレンジ

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  • ハムリンオレンジ

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  • ネーブル(未熟)

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  • ネーブル(花)

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  • トロビタオレンジ(葉)

    トロビタオレンジ(葉)

  • トロビタオレンジ(幼果)

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  • 広東オレンジ

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  • 大森ワシントン

    大森ワシントン

基礎データ DATA

オレンジの旬(出回り時期)

※これはオレンジの出回り量の割合をグラフ化したものです。農林水産省統計 年間卸売総量(2015年)を参考にしています

オレンジの概要

白柳ネーブル ブラッドオレンジ ネーブルのへそ

オレンジは、大きく分けて「普通オレンジ」、「ネーブルオレンジ」、「ブラッドオレンジ」の3つに分類されます。スーパーなどでよく見かけるバレンシアオレンジは普通オレンジの一種です。

またネーブルオレンジはお尻の部分に「へそ」があるのが特徴で、英語でへそという意味の「ネーブル(navel)」が名前の由来です。そしてブラッドオレンジは果肉が血のように真っ赤なことから、英語で血を指す「ブラッド(blood)」という名前がつけられました。

日本で販売されているオレンジの多くはカリフォルニアや南アフリカから輸入しています。バレンシアオレンジの旬の時期は、カリフォルニア産が3~7月、南アフリカ産が8~10月頃になります。

ネーブルはカリフォルニア産が11~5月に多く出回り、国内産は12~3月頃が旬となります。なお国内のネーブル産地トップ3は広島、和歌山、静岡の順です。

このほかにも「いよかん」や「清見」などのオレンジ類もあります。これらは「カンキツ類」のページでまとめています。

オレンジの歴史

オレンジの果実(成長途中) バレンシアオレンジ 福原オレンジ

インドのアッサム地方で誕生したオレンジは、15~16世紀初めに中国からポルトガルに渡り、地中海沿岸諸国に広まったといわれています。その後、19世紀にアメリカに渡り、日本へは明治時代に導入されました。アメリカの有名ブランド「サンキスト」は1893年からオレンジの栽培を開始しています。

なお、「バレンシアオレンジ」はスペインのバレンシアが原産だと思われがちですが、本当のところはよく分かっていません。一説によると、ポルトガルで誕生し、大西洋アゾレス島を経由してアメリカに渡り、このオレンジがスペインのバレンシア地方で栽培されていたものによく似ていたことからそう呼ばれるようになったといわれています。

またネーブルは19世紀にブラジルでオレンジの枝変わりとして発生し、その後アメリカに導入され人気を博しました。

オレンジの見分け方(選び方)

見分け方

果皮の色が鮮やかなオレンジ色でハリとツヤがあり、持ったときにずっしりと重みを感じるものを選びましょう。同じ大きさでも軽い果実は水分が少なくてパサパサしていることがあります。また果皮がフカフカだったり、キメが粗いもの、形がいびつなものは味が落ちていることがあるので避けたほうが無難です。

オレンジの保存方法

風通しがよい冷暗所で保存します。新鮮なものなら1週間くらいは持ちます。ただし温度が高いと味が落ちるので、夏場はポリ袋に入れて野菜室に入れておくとよいでしょう。常温の場合は乾燥を防ぐため、1つずつ新聞紙で包んでおくとより長持ちします。なお、箱に入っている場合、下のものは傷みやすいので、時々入れ替えたり、底にあるものから食べるようにしましょう。

また、コラムのページではオレンジのスマイルカットの方法をイラストで紹介しています。

オレンジの栄養と効能

おもな栄養成分(可食部100g中)

バレンシアオレンジ:ビタミンC(40mg)、カリウム(140mg)

ネーブルオレンジ:ビタミンC(60mg)、カリウム(180mg)

注目成分

ヘスペリジン、アントシアニン(ブラッドオレンジ)

期待される効能

風邪予防、美容効果、疲労回復、貧血予防高血圧予防動脈硬化予防脳梗塞予防心筋梗塞予防がん予防(ブラッドオレンジ)

オレンジにはビタミンCが豊富に含まれているので、風邪予防や美容効果によいとされます。また、クエン酸も多いので疲労回復にも役立つでしょう。

ナトリウムの排出を促すカリウムの含有量はそれほど突出していませんが、果皮やじょうのう膜(袋)、白い筋にはフラボノイドの一種である「ヘスペリジン」が含まれていて、高血圧予防や動脈硬化予防に期待できます。

また、ブラッドオレンジの赤い色素には抗酸化作用のある「アントシアニン」が豊富に含まれていて、がん予防に効果が期待されます。

より詳細な栄養成分については、「栄養成分(グラフ)」もしくは「栄養成分(一覧表)」に掲載しています。

オレンジの種類

バレンシアオレンジ

バレンシアオレンジ

カリフォルニアやフロリダで生産されている普通オレンジの多くがこの「バレンシアオレンジ」です。酸味と甘味のバランスがよく、果汁も豊富なので生食のほかジュースにも適しています。重さは200~250gほどで、シーズンは3~10月頃。なお、国内産のオレンジとして「福原オレンジ」という品種もあります。これは1900年(明治33年)頃に千葉の福原氏宅で発見されたもので、甘味が強く3~5月頃が熟期です。その他、普通オレンジには「ハムリン」や「シャムーティ」といった品種もあります。

ネーブルオレンジ

ネーブルオレンジ

見た目は「普通オレンジ」のようですが、果実の果頂部に「へそ」があるのが特徴。アメリカからの輸入品は「ワシントンネーブル」という品種が多く、果肉は多汁で甘味が多く、香りも豊かです。じょうのう膜(袋)が薄くてやわらかく、種もないのでそのまま食べられます。果重は200~250gくらいで、輸入ものは11~4月頃、国内産は2~3月頃が旬。ワシントンネーブルは19世紀初頭にブラジルで発見されたものといわれ、日本でも「白柳ネーブル」、「森田ネーブル」、「吉田ネーブル」、「大三島ネーブル」、「村上ネーブル」、「清家ネーブル」などが誕生しています。

ブラッドオレンジ

ブラッドオレンジ

果肉が濃い赤色をしたオレンジで、地中海沿岸が原産といわれています。イタリア産の「タロッコ」やカリフォルニア産の「モロ」という品種が輸入されているほか、最近は愛媛県や和歌山県などでも栽培されています。果実が店頭に並ぶのは冬から春にかけて。普通のオレンジ同様にそのまま食べてもおいしいですし、ジュースなどに加工されることも多く、イタリア産の冷凍タロッコジュースも人気です。

カラカラオレンジ

カラカラオレンジ

「カラカラオレンジ」はネーブルオレンジの突然変異で誕生したといわれています。果皮はオレンジ色ですが、果肉がピンク色をしているのが特徴。「カラカラ・ネーブル」や「ピンクネーブル」とも呼ばれます。酸味が少なくて糖度が高く、また果汁も豊富で皮がむきやいのが特徴。サイズは200g前後で、1~3月頃にカリフォルニアから輸入されます。

各地の年間収穫量 オレンジ

円グラフと下表の割合(%)が違うときは?

上の円グラフの割合(%)と下の表の割合(%)の数値が違うことがありますが、その場合は下表のほうが正しい数値です。

下の表は出典である農林水産省のデータに記されている「全国の合計値」から割合を計算したものです。

上の円グラフも農林水産省のデータですが、こちらは全国ではなく主要生産地のみのデータなので、値が公表されていない都道府県は含まれていません。

また、ページ上部の「基礎データ」にある「おもな産地」の数値は、下表の割合(シェア)を四捨五入したものです。

出典:農林水産省統計

2014年のオレンジの収穫量のうち最も多いのは広島県で、約2,664トンの収穫量があります。2位は約2,069トンの収穫量がある静岡県、3位は約966トンの収穫量がある和歌山県です。

栽培面積・収穫高の推移

出典:農林水産省統計

2014年のオレンジの栽培面積は約439ヘクタール。収穫量は約6,905トンで、出荷量は約5,254トンです。

オレンジの輸入先と輸入量

出典:財務省統計

オレンジは8か国から輸入されています。輸入先トップはアメリカで輸入量は約6万4,224トン、全体の60%以上を占めています。2位はオーストラリアの約3万3,221トンで全体の30%以上を占めています。3位は南アフリカの約3,594トン。4位は約330トンのメキシコと続きます。

年別輸出入量

出典:財務省統計

オレンジは海外から輸入されています。2016年の輸入量は約10万1,542トンで輸入額は約140億5,524万円です。輸入量は前年と比べると1万7,429トン(約21%)増加しています。

主要生産国(上位5か国)

出典:FAOSTAT(2014年)

オレンジ生産の上位5か国は、ブラジル、中国、インド、アメリカ、メキシコです。1位のブラジルの生産量は年間約1,692万8,457トンで全体の約23%を占めています。2位の中国は年間約782万3,550トンで全体の約11%、3位のインドは年間約731万7,610トンで全体の約10%です。

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