アボカド フェルテ(国内産アボカド)

登録日:2021年1月17日

フェルテ(国内産アボカド)

フェルテ(国内産アボカド)

昨年の12月に愛媛県産のアボカド「ベーコン」を食べましたが、今回は「フェルテ」という品種を購入しました。これも愛媛県で栽培されたもので、収穫期は12月から1月頃。ベーコン同様に完熟しても果皮が黒くならず、緑色のままなのが特徴です。またアボカドにはメキシコ系やグアテマラ系などの系統がありますが、フェルテはメキシコ系とグアテマラ系の交雑種となっています。サイズは220~300gくらいで、果皮は一般的なアボカドの「ハス」に比べて薄め。味は濃厚で風味がよいとのことです。

フェルテ(国内産アボカド)

今回購入したフェルテは143gとやや小ぶりで、果皮は黄緑色。正直なところ見た目はあまりよくありませんでしたが、店頭に並んでいるフェルテを初めて見たので、味を確かめてみることにしました。

フェルテ(国内産アボカド)

さて、フェルテは完熟しても果皮の色が変わらないため、熟しているかどうかはヘタが少しグラグラするか、ヘタの周辺にやわらかさを感じるかといったところで見極めます。ヘタをさわってみると少しぐらついていて、果皮もちょっと張りがないような気がします。なので、食べ頃だと判断してカットしてみました。※左は普通のハス

フェルテ(国内産アボカド)

早速食べてみると、……残念、ちょっと早かったようです。食感はコリコリというほどではないのですが、若干歯ごたえがしてまだなめらかさがありません。とはいえ味のほうは、うまみが濃くてほんの少し食べただけでもおいしさが十分に感じられました。

フェルテ(国内産アボカド)

そこでなめらかさを求め、カットした状態のものにぴったりとラップをして、室温に24時間置いてみることに(この方法はおすすめしません)。今の時期だと18度くらいでしょうか。これを翌日に食べてみたところ……、おっ、今度は口当たりがよくなっておいしさがアップしていました。そのままでももちろんのこと、醤油やマヨネーズと一緒に食べても大変美味。フェルテは流通量がごくわずかで価格も高く、そうそう気軽には食べられませんが、また機会があれば今度はぜひ完熟したものを食べたいです。

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