フェルテ(fuerte) アボカド

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基礎データ DATA

  • 生い立ち:古くからメキシコで栽培
  • おもな産地:愛媛県、沖縄県など

フェルテの特徴

フェルテ(国内産)

「フェルテ」はメキシコ系×グアテマラ系の交雑種で、軸側が細くお尻部分がふっくらとした西洋梨のような形をしています。一般的に「ハス」に代表されるグアテマラ系は食味がよいとされ、またメキシコ系は耐寒性に強く栽培しやすい系統とされていて、フェルテはこれらの特性を持ち合わせた品種といえます。

果肉はほんのり甘くてクリーミー

フェルテは味がしっかりしていてほんのり甘味があり、口当たりはクリーミー。果重は200~400gほどと普通の大きさですが、果皮が薄くタネが小さめなので、果肉の割合は若干多めです。

果皮の色は緑色で、追熟しても色は変わりません。そのため食べ頃は軸周辺のやわらかさなどで判断する必要があります。

国内では愛媛県などで栽培

詳しい来歴は不明ですが、もともとメキシコで栽培されていたものが20世紀初めにアメリカに伝わり、寒さに強く味がよい品種としてカリフォルニアで定着したのではないかといわれています。ただ、カリフォルニアにおけるフェルテのシェアは数%程度だそうです。

日本では愛媛県や沖縄県などで栽培されていますが、生産量が少なく普通のスーパーで見かけることはほとんどありません。

フェルテの選び方(見分け方)

フェルテ(国内産)

果皮がきれいな緑色で傷がないものがよいでしょう。熟しても果皮の色が変わらないので分かりにくいですが、軸が少しグラグラしているものや、軸周辺が少しやわらかくなったものは食べ頃。すぐに使用するならこのような果実を選びます。

逆に数日後に食べたいという場合は、軸がしっかりしていて果皮にかたさを感じるものを選びましょう。

フェルテの保存方法

完熟前のかたいフェルテは新聞紙などで包んで20~25度くらいの場所に置いておき、食べ頃になるまで追熟させます。

一方、完熟状態のものは冷蔵庫の野菜室で保存してなるべく早く消費します。この際、乾燥防止のためポリ袋に入れるかラップで包むなどしておきましょう。

フェルテの食べ方

フェルテ(国内産)

食べ方は一般的なアボカドと変わりません。半分にカットして皮をむき、サラダやハンバーガー、ホットサンドなど好みの調理法で味わいましょう。なお、フェルテは皮が薄いのでナイフまたは手でやさしくむくようにします。

フェルテの旬(出回り時期)

国内産のフェルテは11月頃から冬にかけて収穫されます。生産量はごくわずかなので、どうしても手に入れたい場合は通販がおすすめです。

果物の出回り時期は、産地や天候などによって変化します。このデータは大まかな目安としてお考えください。

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