スモモ(プラム) きよか

登録日:2022年9月4日

きよか

きよか

「きよか」という初めて聞く名前のすももを見かけたので購入してみました。果皮が黄色くて、有袋栽培の「秋姫(あきひめ)」や「月光」のような外観をしています。

きよか

調べてみると、きよかの親品種は「秋姫」と「早生月光」で、品種登録されたのは2006年(平成18年)。育成地は福島県で株式会社天香園によって品種登録されていました。なるほど、それで秋姫や月光に似ているのですね。

きよか

果実は90~150gと大きめの紡錘形。黄色い果皮にはうっすらと黄紅色が差すこともあり、果肉も淡い黄色です。果汁は中程度で、甘味が強く適度に酸味も含んでいます。

きよか

今回入手したきよかは山形県産で、1個の重さが80g前後。果皮は明るいイエローで、表面にはブルーム(白い粉)が残っています。さわるとまだ果実がかたかったので、新聞紙で包んで冷房の効いた部屋でしばらく追熟させることに。しかし、なかなかやわらかくならず少し不安な気持ちになりかけたところ、5~6日後にようやく弾力が出てきてきました。

きよか

追熟が成功しているか心配でしたがひと口食べてみると、甘酸のバランスが取れていて熟度もバッチリ。ほどよい酸味がすもものまろやかな甘さを引き立てていて、好みの味が口の中に広がります。皮ごと食べると濃厚な甘酸っぱさで、皮をむくとやや酸味がおだやかになり、どちらの食べ方でも美味でした。

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