スイカ(西瓜) 羅皇(らおう)
登録日:2022年8月21日
暑い日はやっぱりすいかが食べたくなりますね。扱いやすさでいえば小玉すいかが便利ですが、今回は冷蔵庫が空いていたので大玉すいかを購入しました。
これはナント種苗から出ている「羅皇(らおう)」という品種です。カタログによると重さは8~10kgほどで、糖度は12~13度。やや晩生の大玉すいかで、中の空洞ができにくいのが特徴となっています。
すいかは一般的に収穫時期が遅れると、実が割れたりシャリ感がなくなったりします。しかし羅皇はそのような場合でも品質が落ちにくく、しっかり肥大して皮際まで甘くなるという特性を持つのだそう。
この羅皇は重さが約6.9kgで、果皮の緑と黒の縞々がくっきりとしています。そして半分にカットすると、ぎっしりと詰まった真っ赤な果肉が現れました。赤、白、緑の色合いがきれいで、熟したすいかの香りが気分を高めてくれます。
よく冷やしてから食べてみると、食感、甘さ、みずみずしさ、シャリ感、どれも期待通りでした。糖度は皮付近が12度前後、中央付近は14度前後あり、果肉が緻密で歯ざわりもよし。大玉すいかは皮付近の甘味が薄く感じることがありますが、これはそんなことがなく、お得な気分で最後までおいしく食べられました。
ちなみに果肉の黄色い「金色羅皇(こんじきらおう)」もあり、こちらも強い甘味が魅力となっています。
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