アンズ(杏) 信州サワー

登録日:2017年7月22日

信州サワー

信州サワー

これは「信州サワー」というあんずです。あんずは生食向けよりも加工向けとして利用されることが多い果物ですが、この信州サワーは生食と加工のどちらにも使える品種だそうです。

来歴を調べてみると、「信陽」に「L-62(山形3号×チルトン)」を親として長野県果樹試験場で育成され、2008年(平成20年)に品種登録。サイズが大きく、加工用品種に比べると糖度が高くて酸味が少なく、完熟したものは生でもおいしく食べられるとのことです。

購入したパックには大粒と小粒のものが混ざっていて、生のまま食べてみると、大粒のほうは糖度が12度以上と甘味があって適度な酸味。生食用の「ハーコット」のようなソフトな食感でおいしかったです。一方、小粒のほうは糖度が10度弱で酸味もやや強かったのでアンズジャムにすることに。種を取って適当にカットし、砂糖を加えて加熱したら、すぐにトロトロになり風味豊かなジャムになりました。

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