レモン ピンクレモネード(ピンクレモン)
登録日:2021年3月7日
先日スーパーの青果売り場を歩いていて、思わず二度見したのがこの縞模様の「ピンクレモン」です。果皮に緑色の斑ストライプが入り、果肉がほんのりピンク色で、種が少ないのが特徴とのこと。なお、完熟すると緑の縞模様は薄くなるそうです。
詳しい来歴はわかりませんが、調べてみると1931年にはカリフォルニアの農園でピンク色の果肉をしたユーレカレモンが作られていて、これをピンクレモネードの名前で販売するようになったとの情報がありました。
今回購入したものはアメリカ産ですが、検索すると国内でも「ピンクレモネード」の名前で苗木が販売されていました。もしかしたらそのうち国内産のものも出てくるかもしれませんね。余談ですが、果皮のシマシマ模様がなぜかイノシシの子供のウリ坊のように見えて、とてもかわいく感じます……。
さっそくカットしてみると、確かに果肉は淡い桃色。グレープフルーツのルビー種のような、オレンジ色がかったピンク色といった感じでキュートです。サイズは1個80g前後で、普通のレモンと比べるとやや小さめ。味はさわやかな強い酸味があり、普通のレモンとほとんど変わりません。※右がピンクレモン
今回、このピンクレモンを使ってレモンゼリーを作ってみました。ネーブルの果肉を入れて、輪切りのレモンを添えると彩りが華やかに。甘酸っぱくてツルンとしたひんやりデザートが楽しめました。
ピンクレモンは視覚的に映えるので、果汁だけを使用するというより、皮ごとカットして料理のあしらいやデザートの飾りつけなどに使うのがおすすめです。輸入レモンの場合はしっかりと洗ってから使用するとよいでしょう。
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