パイナップル ミルクパイン(牛奶鳳梨・台農20号)
登録日:2025年8月25日
「ミルクパイン」という台湾産のパイナップルを食べました。ラベルには「牛奶鳳梨」と書かれていて、牛奶=牛乳、鳳梨=パイナップルの名の通り、ミルクのような白い果肉が特徴となっています。
台湾産パイナップルの多くは「台農〇号」という品種名が付いているのですが、このミルクパインは「台農20号」になります。ハワイから導入した葉に棘のないパイナップルをもとに育成され、2004年頃に命名されたそうです。
特徴は、果肉が乳白色で繊維が少なく、果実は円筒形で重さは1.5~2kgくらい。香りがよくて甘味があり、出回り時期は5月から10月頃ということです。ちなみに2年前に「夏の雪」というブランド名の台湾パイナップルを食べたのですが、それもミルクパインでした。
今回購入したミルクパインは葉付きの状態でサイズが約1.8kgあり、果皮の色は濃い緑色。パイナップルは果皮が黄色くなったものをよく見ますが、ミルクパインは緑がかった状態で流通することも多いようです。そしてカットすると、淡いクリーム色の果肉が現れました。
食べてみると、果肉がソフトで果汁が多く、糖度も18度前後としっかり甘いです。と同時に酸味も強めで、濃厚な甘酸っぱさが口にじゅわっと広がります。前回の夏の雪は果皮が黄色だったからか酸味はほとんどなかったのですが、今回はなかなかパンチの効いた酸味でした。なお過去に果皮の色で食べ比べたときも緑色のほうが少し酸味が強かったので、酸味が弱めのほうがよければ黄色みがかったもののほうがいいのかもしれません。
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