ビワ(枇杷) なつたより

登録日:2024年5月19日

なつたより

なつたより

初夏はびわがおいしい季節ですね。メロンやさくらんぼなどに比べると少し地味なイメージがありますが、個人的にはかなり好きな果物の1つです。ということで、長崎県産の「なつたより」を購入しました。

なつたより

なつたよりは長崎県農林技術開発センターで育成された中生のびわで、品種登録されたのは2009年(平成21年)。親の組み合わせは「長崎早生」と「福原早生」で、サイズが60g前後と大きく、肉厚で果汁を多く含み、糖度が高いのが特徴となっています。

なつたより

また長崎県といえば収穫時期の早い「長崎早生」や、主力品種の「茂木」などが有名ですが、なつたよりはこれら2品種の中間にあたる5月中旬~6月上旬が収穫時期。そのため生産者にとっては労力を分散して出荷できるという利点もあります。

なつたより

さて今回購入したなつたよりはきれいなオレンジ色で、ふっくらとした美しい外観です。重さは約80gと平均よりも大きく、果皮にはうっすらと産毛が生えていて鮮度のよさもうかがえます。

なつたより

糖度を測ってみると14~15度と十分な甘さで、やさしい酸味もあり、果汁も豊富。皮はお尻側からむくとスルッと気持ちよくむけて、果肉はやわらかく歯触りも良好です。なつたよりを味わうのは久しぶりでしたが、みずみずしい甘さを満喫できました。

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