リンゴ NZプリンス(プリンスりんご)
登録日:2024年5月26日
この時期になるとニュージーランド産のりんごをよく見かけます。ニュージーランドは日本と季節が逆なので、今がシーズン。「ジャズ」や「ロイヤルガラ」「ブリーズ」などいろいろな品種がありますが、今回食べたのは「NZプリンス」です。
袋のシールに「NZ PRINCE-プリンスりんご-」と書かれていたので調べてみたところ、NZプリンスという名前は輸入先であるMr Apple社の商標名で、もともとは「キングスビアレッド」という品種なのだとか。詳しい来歴はわかりませんでしたが、ニュージーランドの農園で偶然発見され、農園主であるジョン・キングスビア氏の名前を取りキングスビアレッドと呼ばれていたのだそう。
また果実は小ぶりで、果皮は黒みがかった濃紅色。果肉はかためでサクサクとした歯ごたえがあり、甘味の中にほどよい酸味が含まれているのが特徴ということです。
今回購入したNZプリンスは、120g前後と温州みかんほどのかわいらしいサイズ。「ふじ」や「王林」と比べると1/3くらいですが、小腹がすいたときにちょうどよい大きさです。果皮は「秋映(あきばえ)」のような濃い紅色で、軸の周りには少し黄色っぽさが残っています。
食べてみると、果肉はかためでパリッともしくはサクッとした食感です。糖度は15度前後と甘味もしっかりと感じられ、酸味も程よく含まれています。また果汁も多くて芳香もあり、日持ちも良好。そのまま食べるのはもちろん、アップルパイなどお菓子作りに使ってもいいかもしれません。
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