スイカ(西瓜) ひとりじめBonBonリッチ

登録日:2025年6月29日

ひとりじめBonBonリッチ

ひとりじめBonBonリッチ

「ひとりじめBonBonリッチ」という小玉すいかを購入しました。BonBonといえば萩原農場(フーコク交配)の「ひとりじめBonBon」がありますが、これはその後継品種にあたり、2023年頃から出回っています。

ひとりじめBonBonリッチ

既存のひとりじめBonBonは10年以上前から流通していて、果皮が黒っぽい暗緑色でかたさがあり、高温期に栽培できるのが特徴。そして新しいBonBonリッチは、その特性を受け継ぎつつ、さらにシャリ感や日持ち性を高め、果皮の色もより濃くなっているそうです。

ひとりじめBonBonリッチ

育成には「ひとりじめBonBonの母系」と同社保有の高糖度で食味のよい黒皮系の固定系統が使われているとのこと。形は円球形で重さは2~2.5kgくらいになり、果肉は糖度が高くて締まりがよく、輸送性にも優れています。

ひとりじめBonBonリッチ

今回購入したのは熊本県産で、重さは約2.7kgありました。形は楕円形気味で、果皮は黒みがかった濃緑色をしていて縞模様があまり目立ちません。一方、果肉は明るい赤色で、しっかりと詰まっています。

ひとりじめBonBonリッチ

さっそく冷やして食べてみると、本当にシャリシャリとした歯触りでとても甘く、果汁もたっぷり。糖度は高い部分で14度以上あり、皮付近も12度前後ありました。すいかの甘い香りも豊かで、皮が薄くて可食部が多い点もよかったです。

ちなみにひとりじめの仲間には、スタンダードな「ひとりじめ7」や、高温期に強い「夏のひとりじめ」、種が小さい「ひとりじめナノ」などもあります。

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