マンゴー カリプソ
登録日:2024年1月28日
これは少し前に食べた「カリプソ」というオーストラリア産のマンゴーです。初めて見たので調べてみたところ、2023年から日本への輸入が開始されたばかりの品種なのだそう。英語表記は「Calypso(かりぷそ)」ですが、お店のポップには「カリブン(かりぶん)」と書かれていました。カリプソとカリブン、確かに間違えてしまいそうです。
オーストラリアマンゴーとしては、「ケンジントンプライド」や「マチルバ」「R2E2」などがすでにありますが、昨年よりカリプソと「ハニーゴールド」も解禁になったとのこと。オーストラリアは日本とは季節が逆なので、出回り時期は11月から1月頃となっています。
カリプソはオーストラリアで育成されたマンゴーで、親の掛け合わせはケンジントンプライドと「センセーション」。果肉が非常になめらかで、甘くてジューシーな風味が特徴となっています。また果皮はオレンジ色に赤みが差していて、果肉は黄色がかったオレンジ色。果皮に緑色が残っている場合は、黄色~オレンジ色になるまで追熟が必要とのことです。
今回購入したカリプソは、丸みのある楕円形で果皮の6割くらいが赤く染まっていました。ただ、さわるとかたくて香りもまったくしないのでしばらく常温に置いておくことに……。ところが、1週間経ってもなかなか変化がありません。少し不安になりましたが、10日ほどすると少しやわらかくなったかも? という感じになり、14日後にはかすかな甘い香りと弾力を感じたので食べてみることにしました。
カットするとちょうど食べ頃になっていて、果汁が多くてほどよくやわらか。果肉の色は確かに黄色寄りの淡いオレンジ色で「アーウィン」に比べると薄めです。そして何といっても舌触りのなめらかさに驚きました。マンゴープリンのようなツルンとした口当たりで、繊維質を感じません。また糖度は15度台と甘くて酸味は少なめ。酸味が弱いためか、いわゆる濃厚な味というよりは、品のあるトロピカルなおいしさでした。
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