マンゴー ケント(ペルー産)
登録日:2022年5月22日
これはペルー産の「ケント」という品種のマンゴーです。ケントは果皮が赤いいわゆるアップルマンゴーで、果実は400g前後と大きめ。赤から緑のグラデーションになっていて、個体によっては赤が多めだったり、赤と黄色の2色だったり、緑の部分が目立つものもあります。
果肉は繊維が少なくて甘味が強く、完熟すると多汁で口当たりがよいのが特徴。特有のクセを多少感じることもありますが、食べやすい品種です。
ちなみに国内で生産されているマンゴーは「アーウィン」が多いですが、中南米からはおもに「ケント」や「ヘイデン」「トミーアトキンス」といった品種が輸入されています。おもな輸入先はメキシコやペルー、ブラジルなどでスーパーでもけっこう見かけます。
今回購入したものは、まだ果実がかためで香りもあまり感じなかったので、常温でしばらく追熟させることにしました。8日後に確認すると緑色が少し薄まっていて、強い香りとやわらかさを感じたので、数時間冷やして食べてみることに。
カットするとナイフがすっと入ったので追熟成功です。果肉はとろけるような食感で、マンゴーらしい芳香が漂い、濃厚な甘味が舌の上に広がります。酸味はおだやかで食べていて飽きることがなく、おいしいマンゴーが堪能できました。
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