イチゴ ほしうらら(MA16-18-06)
登録日:2024年2月5日
最近ちょこちょこと名前を見かける「ほしうらら」といういちごの品種。流通量はまだ少ないですが、いちご狩りでも人気があるようで、名前のかわいらしさもあって店頭で見かけると「おっ!」と目にとまります。
ほしうららは農研機構と三好アグリテックが共同で育成したもので、2021年に品種登録を出願。出願時の品種名称は「MA16-18-06」といい、ほしうららは登録商標になります。親の掛け合わせは、三好アグリテック所有の系統と農研機構所有の系統だそうで、親品種には促成栽培用の草勢が強くて大果系のものが使われているとのことです。
特徴としては、果実はやや短い円錐形をしていて、サイズが大きく、果皮は光沢のある鮮やかな赤色。果肉は少しかためで断面は赤く、甘味とさわやかな酸味、そして芳香があるとのことです。ちなみにほしうららという名前は、満天の星空のように輝いてほしいという思いと、春先のうららかな季節にも力を発揮できる品種というのが由来なのだとか。
今回購入したほしうららは30g前後で、大きなものは44gありました。果形は二股状のいびつなものもありましたが、ほとんどが円錐形で、果皮は濃い赤色に着色。断面もきれいな赤色です。
食べてみると、甘味の強さはもちろんのこと酸味もバランスよく含まれていて濃厚なおいしさです。果汁も豊富でジュワっと広がるいちごの香りも良好。果肉がしっかりしているので日持ちもよさそうに思いました。
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