イチゴ あまえくぼ
登録日:2024年1月21日
たまたま立ち寄った直売所で、いちごの「あまえくぼ」に遭遇しました。まだ食べたことのない品種だったので、どんな味なのかさっそく購入。朝採れだったので鮮度抜群です。
あまえくぼは農研機構が育成した品種で、親の組み合わせは「濃姫」×「さがほのか」。2018年に品種登録の出願が公表されていて、果実が円錐形でサイズが約15gと大きいのが特徴となっています。また果皮は淡赤~赤色をしていて、糖度が高くて食味もよいということです。
しかし一方で、果皮がやや弱くて日持ち性があまりよくありません。そのため流通用としてではなく、観光農園でのいちご狩りや直売に適しているのだそうです。ちなみに親の濃姫は1998年(平成10年)に登録された岐阜県のオリジナル品種で、さがほのかは佐賀県生まれのメジャー品種になります。
今回入手したあまえくぼは、1粒が30~40gほどとかなりの大粒で、最大のものは46gもありました。果皮は紅色というよりはやや朱色寄りの赤色で、カットすると断面は少し赤く、果肉のかたさは中程度といった感じです。さがほのかは断面が白いので、果肉の色は濃姫のほうに似たのでしょうか。
糖度は15度以上と甘味が強く、酸味も弱すぎずにほどよく調和していて美味。香りもよくジューシーで、名前の通り甘くてえくぼができそうなおいしさです。粒が大きいので数個食べただけでおなかが十分満たされました。
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