バナナ ラツンダンバナナ

登録日:2021年11月14日

ラツンダンバナナ

ラツンダンバナナ

これは「ラツンダン」というフィリピン産のバナナです。バナナには「キャベンディッシュ」をはじめ、「モラード」や「セニョリータ」、「カルダバ」などいろいろな種類がありますが、ラツンダンは初めて目にしました。お店の説明書きによると国内では流通量が少ないものの、フィリピンではよく食べられている品種だそうです。

ラツンダンバナナ

特徴としては、サイズがやや小さくずんぐりとした形をしていて、果肉が白くて皮が薄いこと。また甘味の中に酸味があり、ねっとりとした食感をしています。

ラツンダンバナナ

今回購入したラツンダンバナナは、普通のバナナの6割ほどの小ぶりなサイズ。ミニバナナといえば「セニョリータ(モンキーバナナ)」が有名ですが、それに比べるとラツンダンのほうが大きいです。比較のためセニョリータと並べてみると、セニョリータは9~10cmほどなのに対して、ラツンダンは長さ10~14cmくらいで直径は3cmほどあります。※左がラツンダン、右がセニョリータ

ラツンダンバナナ

さて、このラツンダンは食べ頃だったようでシュガースポットが出ていました。薄い皮をむくと果肉はきれいな白色で、食べると粘りがあってモチっとした口当たり。また甘味だけでなく少し酸味もあり、一般的なバナナとは少し異なるおいしさです。個人的な印象としては沖縄県などの「島バナナ」に似ているような気がします。

ラツンダンバナナ

ちなみに購入後に気づいたのですが、このラツンダンは皮に数センチの裂け目が入っているものが何本かありました。たまたまなのか、それとも裂けやすい品種なのかわかりませんが、こういったことも輸入量の少ない理由の1つなのでしょうか。ただ日持ちに関してはラップで包んで冷蔵庫の野菜室で保存すれば、10日間くらいは大丈夫でした。

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