バナナ リンキットバナナ(合掌バナナ)

登録日:2024年6月16日

リンキットバナナ(合掌バナナ)

リンキットバナナ(合掌バナナ)

フィリピン産の「リンキット(lingkit)」というバナナを購入してみました。別名「合掌(がっしょう)バナナ」ともいい、海外では「Praying hands banana(プレイングハンズ=祈りの手)」とも呼ばれているそうです。

リンキットバナナ(合掌バナナ)

リンキットバナナは、果実(果指)同士がぴったりとくっついているのが大きな特徴。普通のバナナは房の根元だけでくっついていますが、これは隣り合う皮と皮が密着しています。その外観が指を閉じて手を合わせたように見えることから、合掌やプレイングといった名がつけられたというわけですね。

リンキットバナナ(合掌バナナ)

さて、このリンキットバナナは全体が緑色の状態で、1本の長さは約15cm、幅は3~5㎝ほどでした。お店のポップには調理用バナナと書かれていたのですが、完熟すると生食でもおいしいとのことなので、新聞紙に包んで常温でおいておくことに。すると2日ほどで黄色くなりました(写真右)。

リンキットバナナ(合掌バナナ)

早速1本食べようとしたら、本当に皮同士がぴったりと隙間なくくっついて、簡単にははがれません。ゆっくりとはがしていってなんとか分離できましたが、皮が引っ張られて所々裂けてしまいました。普通に1本ずつ食べようと思ってもけっこう時間がかかります。

リンキットバナナ(合掌バナナ)

ようやく分離できたところで生食してみたころ、一般的なバナナのようにやわらかく、ねっとりとした口当たりでした。甘いバナナに酸味を加えた感じで味が濃くて意外にもおいしいです。

リンキットバナナ(合掌バナナ)

また、バターで焼き目をつけてシュガーバターにしてみたら、こちらも甘酸っぱさにバターの香ばしさが加わってとてもよく合います。さらにホットケーキの粉でフリットにしてみたところ、こちらもほどよい甘さで食べ応えのあるおやつになりました。

過去のブログを見る