ブラジルバナナ（黄輝）

沖縄県の人気バナナといえば「島バナナ」が有名ですが、ほかにも「三尺バナナ」や「アップルバナナ」「ブラジルバナナ」「ゴールデンバナナ」といったバナナも売られています。直売所では、緑色の未熟なものから黄色い完熟果までいろいろなバナナが並んでいて、見ているだけでちょっと気分があがります。

今回購入したのは「黄輝（こうき）」という名前のものです。初めて見たので調べてみると、「ブラジルバナナ」や「ゴールデンバナナ」と同じ品種らしいという情報がありました。どうやら同じバナナでも生産者によって呼び名が違うみたいですね。

このバナナはやや小ぶりで、先が尖がったようになっているのが特徴。味は少し酸味があり甘味が強いのだそう。熟すと果皮が濃い黄色になるのですが、それが黄輝やゴールデンなどといわれる理由なのかもしれません。

さて、この黄輝バナナは1房5本で、1本の長さは12cmほど。購入時は緑色（写真左）だったので、しばらく常温で放置することに。すると5日目くらいから徐々に黄緑色になってきて、1週間過ぎに黄色くなってきました。そして10日後の状態がこちらです（写真右）。

表面に黒ずみがけっこう目立ちますが、皮をむくと中はきれいなクリーム色で、バナナのよい香りがします。味は甘味が強くてほんのり酸味があり、食感はややねっとり系。口当たりがよくてとても美味でした。ただ、皮が薄いために完熟すると房からポロっと落ちてしまうので、取り扱いには注意が必要です。

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