バナナ キウイーナ
登録日:2020年1月12日
先日「キウイーナ」というバナナを食べました。バナナなのにキウイーナ。見た目は完全にバナナなのにキウイーナ。お店で見かけたときに思わず二度見してしまいました。パッケージを見るとスミフルと書いてあります。あの「甘熟王」などでおなじみのスミフルから新発売されたようです。調べてみると、スミフルグループのバナナ研究所で開発された品種で、キウイフルーツのようなさわやかな酸味が特徴とのこと。そのためキウイ+バナナで「キウイーナ」。なるほど納得です。でもこのネーミング、何かを思い出させます……。
そう、「バナップル」です。りんごのような酸味が楽しめるバナナということでスミフルではかつてバナップルを発売していました。バナップルはフルーティーな甘酸っぱさでおいしいバナナだったのですが、いつの間にか発売終了に。その後継としてキウイーナが登場したのかどうかは分かりませんが、とにかくバナナ界における酸味のトレンドはりんごからキウイに変わったようです。でもキウイーナという名前、バナップルは「バナ」まで残っていたのに、もはや「ナ」しか残っていません……。
さて、このキウイーナは長さが14cmほどとやや小ぶりで、皮がとても薄いです。その薄い皮をめくってさっそく食べてみたところ、なるほどしっかり酸味を感じます。酸味といってもそれほど酸っぱいわけではなく、バナナ自体の甘さと調和していて心地よい甘酸っぱさ。キウイフルーツの酸味だと言われれば、そんな気もしなくもないような……。果肉は少しねっとりとして口当たりがよく、そのまま食べても、チョコバナナパンケーキに使ってもおいしかったです。
なお、キウイーナの酸味は日が経つにつれてやわらいでいくとのこと。確かに1週間後に食べると初日に比べて酸味が半分くらい減ったように感じました。ちなみに果皮の変化は、シュガースポットが増えるというより、茶色いシミが広がる感じです。
ところで余談ですが、このキウイーナは店頭では果皮全体が黄色かったはずなのですが、帰宅するとなぜかかわいらしい水玉模様になっていました。よくよく確認すると、どうもバナナを包んでいる透明フィルムに小さな穴がいくつか空いて、その部分が持ち帰るときに皮とこすれて変色し、このような模様になったみたいです。※一番上の写真には水玉模様はありませんが、これはちょっとレタッチしています
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