イエローキング　メロン　味の感想や特徴など　果物ブログ

メロン　イエローキング

登録日：2022年5月29日

愛知県で栽培されている「イエローキング」を食べました。果皮が黄色くて表面に網目がないメロンで、重さは800～1200gほど。乳白色の果肉は果汁が多く、すっきりとした甘味があります。

イエローキングを育成したのは萩原農場で、発表されたのは1997年（平成9年）です。同社はスイカやメロンを多数育成している種苗会社で、その中でもイエローキングはロングセラー品種となっています。

なお、似た品種に「キンショーメロン」がありますが、キンショーメロン（左）はサイズが少し小ぶりで楕円形。イエローキング（右）は比較的球形に近い形で、果皮の色が濃いめです。また、「クレオパトラ」や「エリザベス」といった品種もよく似ていますが、どれも基本的にシールが貼られているので、間違えることはないでしょう。

このイエローキングは鮮やかな黄色で、重さは約900gと平均サイズでした。購入時はあまり香りがしませんでしたが、3日間ほど常温で追熟させると少し香りが増したので、熟したとみなして冷蔵庫へ。

半日ほど冷やしてカットすると、果肉は少し黄緑色がかった淡いクリーム色で、糖度は14度前後と十分な甘さ。ちゃんと完熟していて、サクサク感の中に少しなめらかさもありとてもおいしかったです。イエローキングは甘ったるさがなくて後味もさわやかなので、汗ばむ季節にぴったりだと思います。

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