モモ(桃) ふくあかり

登録日:2022年8月7日

ふくあかり

ふくあかり

福島県産の「ふくあかり」という桃を購入しました。県のオリジナル品種で、両親は「川中島白桃」と「モモ福島8号(ゆうぞら×ちよひめ)」。1999年(平成11年)に交配が行われ、2016年(平成28年)に品種登録されています。

ふくあかり

ふくあかりは7月下旬から収穫ができる早生種で、サイズは250~300g程度。この時期の桃としては大きめで、甘味が強く、果肉がややかためなのが特徴となっています。母親の川中島白桃と祖母のゆうぞらが果肉がかための品種なので、これらの性質を受け継いだみたいですね。

ふくあかり

福島県は桃の産地として有名ですが、8月以降に収穫期を迎える品種が多かったため、出荷時期に偏りがあったのだそう。そのため7月でも収穫可能な大玉品種を目指し、このふくあかりが作られたとのことです。

ふくあかり

今回購入したふくあかりは、重さが約240gとまずまずの大きさ。色づきがとてもよく、ほぼ全体が濃い赤色に着色しています。また縫合線は浅めで、なかなかきれいな形です。

ふくあかり

さわると本当にかたかったので、念のため常温で1日置いてから切ってみました。少し冷やして食べてみると、場所によってカリッとした歯ごたえの部分と、ややソフトになっている箇所があり、ちょうどいい熟度です。糖度も15度台としっかりと甘くて多汁。桃の香りもほんわりと感じられ、歯ごたえのあるおいしい桃を堪能できました。

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