香酸柑橘 きんかん春姫(金柑)

登録日:2016年2月23日

きんかん春姫(金柑)

きんかん春姫(金柑)

「春姫(はるひめ)」という金柑を食べました。調べてみると、春姫は鹿児島県のJA南さつまのブランド金柑で、寧波きんかんを完熟してから収穫するため甘味が強いのが特徴だそうです。出荷には条件があり、糖度16度以上、大きさはLサイズ以上、濃いオレンジ色などの規定をクリアしたものがきんかん「春姫」になるとのこと。1月下旬から3月上旬頃まで出荷されます。

この春姫は糖度が16~17度くらいと高く、ひと口かじるとまず強い甘味がグッときます。「お、甘い!」と思っていると、やさしい酸味も感じて、口の中に金柑特有の風味が広がりました。皮は薄くて果肉はやわらかく、苦味はあまり感じません。

種は2個から数個入っていて、種周辺は酸味がやや強めでしたが、皮の甘味と混ざるとほどよい甘酸っぱさです。酸味や苦味が強い金柑は皮付近しか食べないという人でも、春姫なら丸ごと(ヘタと種以外)おいしく食べられると思います。

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