香酸柑橘 フルーツシークワーサー
登録日:2019年2月28日
これは完熟してから収穫した「シークワーサー」です。シークワーサーはおもに沖縄県で栽培されている香酸柑橘で、酸味が強くて香りがよいのが特徴。サイズはピンポン球くらいと小さく、果汁をしぼってドリンクなどに利用します。
シークワーサーは一般的に果皮が緑色の段階で収穫しますが、しっかり完熟させると、このように果皮がオレンジ色に染まり、酸味が抜けてまろやかな味わいになります。12月から2月頃に収穫したものは生食もできるため「フルーツシークワーサー」とも呼ばれます。
このフルーツシークワーサーは簡単に手で皮をむくことができ、皮をむくと温州みかんのミニチュア版のよう。果肉はソフトで果汁が多く、香りも良好です。酸味はほとんど感じず、フルーティーな甘味が口の中に広がりました。ただ、薄皮(じょうのう膜)がやや厚めで種が多く、食べにくいのが難点。味はよいのですが、ちょっとマニア向けかもしれませんね。
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