キウイフルーツ ゼスプリ ルビーレッド(ゼスプリレッド)

登録日:2020年4月19日

ゼスプリ ルビーレッド(ゼスプリレッド)

ゼスプリ ルビーレッド(ゼスプリレッド)

ゼスプリ社から果肉が赤いキウイフルーツ「ゼスプリレッド(Zespri Red)」が新たに発売されました(まだ一部店舗のみのようです)。ゼスプリのキウイといえば、果肉が緑色のゼスプリグリーンと黄色のゼスプリサンゴールドが有名ですが、今回、赤肉種が登場したことで緑、黄、赤の3色展開となったのです。※追記(2022年4月18日):2022年4月に名称が「ゼスプリ ルビーレッド」に変更されました

ゼスプリ ルビーレッド(ゼスプリレッド)

現時点ではまだ日本語の公式サイトに情報がありませんが、調べてみたところ、ベリーのような甘い風味が特徴で、2020年からニュージーランド産のものが出荷されているとのことでした。ゼスプリでは過去にも赤いキウイを開発していましたが、病気などによりなかなか商品化までたどり着かず、ようやく新品種のデビューとなったようです。

ゼスプリ ルビーレッド(ゼスプリレッド)

購入したゼスプリレッドをカットしてみると、中心部が濃い赤色で、果肉は黄色~淡黄緑色。また果肉には赤いサシが入ったように小さな赤い斑が散らばっていて、淡ピンクっぽい感じのものもあります。果皮にうぶ毛はなく、サイズは100g前後の中玉。売り場には円筒形のものもありましたが、やや扁平形のものが多かったです。

ゼスプリ ルビーレッド(ゼスプリレッド)

ひと口食べると強い甘味と同時にキウイらしい酸味も広がります。糖度は20度前後と高く、それでいてただ甘いだけでなく酸味とのバランスが絶妙。果肉はほどよいかたさで果汁も多く、濃厚でフルーティーな味わいを堪能できました。

ゼスプリ ルビーレッド(ゼスプリレッド)

一般的に、緑色種は甘味と酸味がほどよい甘酸っぱさで、黄色種は甘味が強く酸味が穏やかな傾向ですが、ゼスプリレッドは甘味が強く酸味はイエローとグリーンの中間くらいの印象です。風味豊かで甘さをしっかり楽しめるので、きっとこれからファンが増えると思います。※写真は左から国産ヘイワード、ゼスプリレッド、ゼスプリサンゴールド

ちなみに、赤いキウイには「レインボーレッド」という品種がありますが、ゼスプリレッドのほうが果肉が赤っぽくなるようです。ゼスプリレッドを画像検索すると果肉全体がピンク色のものがたくさん出てきて、同社のニュースリリースにもピンク色のものが使われています。今回食べたものはそれほどピンクじゃなかったので、次は果肉全体がピンク色のものを食べてみたいです。

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