スモモ(プラム) 涼呂(すずろ)

登録日:2022年8月14日

涼呂(すずろ)

涼呂(すずろ)

ちょっと前に山形県産の「涼呂」というすももを食べました。漢字だけ見ると、「りょうろ」と読めますが、正しい読み方は「すずろ」です。

涼呂(すずろ)

調べてみたところ、天童市の堀川氏が「太陽」と「ウィクソン」を交配して育成した品種とのこと。品種登録はされておらず、作付面積のランキングにも登場しませんが、山形県や山梨県などで栽培されているようです。

涼呂(すずろ)

熟期は7月下旬から8月上旬で、日持ちがよく、果実は110~150gほどの大玉。果皮は濃紅色に染まり、果肉がかためでパリッとした食感が特徴となっています。また果汁を多く含み、甘味と酸味のバランスがよいとのことです。

涼呂(すずろ)

今回購入した涼呂は、重さが110~130gと平均的なサイズ。果皮もおおむね濃い赤色に着色していて、コロコロと丸くてかわいい外観です。

涼呂(すずろ)

まずは皮ごとかじってみると、酸味がけっこう主張してくる甘酸っぱさです。なので皮をむいて食べてみたところ、甘酸のバランスがちょうどよくなりました。糖度は15~17度台と十分な甘味があり、ほどよい酸味のおかげで濃厚かつさっぱりとした風味になっています。食感は少しコリっとしていて、それでいて果汁も豊富。猛暑の日にぴったりの味でした。

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